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小学校の運動会「令和」はここが違う!
小学校の運動会といえば秋に行うことが多いイメージでしたが、最近では春に開催する学校も増えています。
参加する側も見る側も、どちらも楽しい運動会。私も先週、息子の小学校の運動会を観覧してきました。
運動会を見たときに感じた、今と昔の変化をまとめます。
「男女別」ではなく「男女混合」リレー
以前は男女に分かれて行っていたリレーですが、今年度より混合リレーに変わっていました。昨今のジェンダーレス化を反映してのことでしょう。
また、徒競走も男女混合で行われます。
性別関係なく競技を行うのは、保護者の中で賛成と反対で意見が分かれるところです。
静かな騎馬戦
騎馬戦といえば、開始の合図とともに数組の騎馬が一気に敵とぶつかり合う、迫力のある競技。
そんな印象がありますが、令和の騎馬戦は2対2で行います。そして騎馬の周りには、子供たちとほぼ同じ人数の教師たちが、落ちないように常にフォロー。
安全に配慮した静かな競技へ変化していました。
安全面の観点から、組体操や棒倒しなどを廃止した学校も多いようです。
徹底した暑さ対策
近年の温暖化によって春でも夏日になることがあり、油断できないのが熱中症。
熱中症対策として、競技者以外の子供たちは常にテントの下に入っていました。
テントの下ではネッククーラーや冷却タオルなど、電化製品以外の冷却グッズの使用も許可されます。
教師は、水分補給の呼びかけをしっかり行っていました。
親と一緒のお弁当タイムがない
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以前は校庭にレジャーシートを敷いて、親子一緒にお弁当を食べるのが定番でした。
しかし今は、子供たちは冷房のついた教室でお弁当を食べ、保護者は一時的に帰宅するか近所で外食をして済ませます。
時短のため、午前中で運動会を終わらせる学校も少なくありません。
少しさみしい気もしますが、食中毒や感染症の対策になります。
また、保護者が来られない子供への配慮も兼ねています。
定番競技のアレンジ
みなさんご存知の定番の玉入れは、赤白で分かれ、合図とともに自分のチームのかごに一斉に玉を投げる競技です。
しかし今は、さまざまなバリエーションの玉入れがあります。
ダンシング玉入れ
チェッコリ玉入れ
交代玉入れ
追いかけ玉入れ
他にも綱引きやリレーなどの定番競技をおもしろく変化させ、見ている側を飽きさせないような工夫がみられます。
まとめ
時代が変化しても、楽しい行事ということは変わらない運動会。
しかし、良いところは残しつつ時代に合わせてアップデートしていく必要があります。
安全面に配慮しながら、子供も親もみんなが楽しめるイベントにできるように考えていくことが大切です。
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