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昨日、
庭の落ち葉を片付けていたとき、
ふと思ったこと。


それは、
この落ち葉はわたしが記憶の中に押し込めた感情と同じだな、
ということだ。

庭は、一見して綺麗に見えた。

けれど、

庭の表面を熊手でかいてみると、
あれよあれよという間に、
大量の落ち葉が底から現われた。

かいても、かいても。

綺麗になったなぁ、と思えば、
『あ、あそこにも。あ、ここにも』
と、どんどんと見えてくる落ち葉。


それを見せられて、
記憶の中に蓋をして、向き合ってこなかった感情の存在を
強く意識させられたのだ。


表面上、
何となく順調に生きてきたつもりだった。

けれど、


その中には、

『哀しみ、苦しさ、恨み、辛み、妬み、憤り、あきらめ、恥じらい』

といった、黒くて腐って沈殿した感情が渦巻いていた。

でも、


『ゆるゆると生きる』と決めて、
その感情と向き合ってきて、今に至る。


向き合わなかった感情を1つ消化しても、
また、次の向き合わなかった感情が浮上する。

それと、また向き合う。

また、浮上する。


その繰り返しが、
庭の、かけばかくだけ出てくる落ち葉と重なった。


でも、
同時に思った。


落ち葉をかけばかくだけ、庭は綺麗になっていく。

感情を消化すればするだけ、心は軽くなっていく。


落ち葉は長年の積み重ねで腐っていたけれど、
それはそれで畑の堆肥になる。

きっと、
この感情も長年の放置でふて腐れていたかもしれないけれど、
それはそれで人生の深みになるはず。


そんなことを思いながら、
あともう少し、庭の落ち葉と格闘する 笑。

そして、
向き合わなかった感情たちとも、
ゆるゆると向き合っていく。

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