『頼ること』には幅がある。
みなさん、
こんにちは。
随筆家 兼 文筆家 兼 イラストレーター 兼 占い師
のChii。です。
みなさんは
『頼ること』はお得意でしょうか?
わたしは
苦手でした。
そして、
今でもちょっと抵抗感が
あります。
けれど、
『頼ること』で
自分の重荷が減っていきますし、
自分だけでは生まれない発想に巡り会うこともあり
ます。
今日は
わたしが
『頼ること』が
苦手からちょっと抵抗があるくらいまで
克服した考え方を
共有しようと思います。
まず、
苦手を克服するために
どうして苦手なのかに焦点を当てて
考えてみました。
何故
苦手だったのかと考えてみると、
人に迷惑をかけるから、
と
自分でやらなきゃ! と思っていたから、
です。
けれども、
人に迷惑をかけるから、
は
正直なところ
頼む人に寄るでしょう。
迷惑だと思えば、
頼んでも断られるでしょうし、
迷惑だと思わなければ、
快く引き受けてもらえるでしょう。
それは
頼んでみなければ分からないこと。
では、
どうして試しに頼んでみないのか? を
さらに深掘りすると、
それは、
断られて
自分が傷つくのが怖いから 笑。
わたしは
そういう理由でした。
そう考えると、
自分でやらなきゃ! と思っていたから、
という理由も、
頼んで
『そんなこと、1人でもできるでしょう?』
と思われるのが嫌だから。
つまりは
自分が傷つくのが怖いから 笑笑。
そこから、
じゃあ、どうやったら
『頼ること』が苦手でなくなるかなぁ、
と考えていきました。
苦手でなくなるには
『頼ること』をたくさん経験して、
『頼ること』へのハードルを低くしていけばいい、
と考えたものの、
その
『頼ること』が苦手だから困っているわけで……。
そこで、
ふと気づきました。
『頼ること』って
物理的に人に直接頼むことだけと
思っていないか、
と。
例えば、
わたしたちが電子機器を使うことも
彼らの機能に『頼ること』です。
お店で商品を買うことも
その商品に『頼ること』ですし、
それを作ってくれた人に間接的に『頼ること』。
本やインターネットから情報を得ることも
物理的な距離や時間的な距離を超えて
故人や別の地域の人に『頼ること』。
もっと壮大に考えれば、
太陽、月、空気、風、水、火など
宇宙や地球の恵みを自由に受け取っていることも
大きく見れば『頼ること』。
そうです。
意識していなかっただけで、
わたしは
人やモノに『頼ること』を
意外に多くしていたのです!
『頼っていること』の数を数えていくと
自然と
『もっと頑張って頼る練習をしないと……』
と思う心も薄れてきて、
既にできているんだから
今、できていない別の『頼ること』も
ちょっとずつやってみよう、
と思えるようになりました。
そこからは
本当に
ちょこちょこと
小さい『頼ること』の経験を積み重ねて
いきました。
『ちょっと、そこのお醤油取って』
とか、
『その飴、わたしにもちょうだい』
とか、
『この荷物、ちょっとだけ持っててもらっていい?』
とか。
『それ、頼み事に入る?』
と思われるようなことも
『頼むこと』が苦手なわたしには
勇気が要りました。
えぇ、
笑い話かもしれませんが 笑。
そこから、
『実は困っていることがあって、ちょっと話を聞いてもらってもいいかな?』
とか、
『こういうことに協力してもらえないかな?』
とか。
そういう1歩踏み込んだ
『頼みごと』もできるようになりました。
……まだ、
ちょっとの
抵抗感と申し訳なさがありますけどね 苦笑。
ただ、
大切かなと思うのは
頼んでも、
引き受けてくれるかどうかは相手に任せること。
当たり前ですが、
相手にも都合がありますし、
だからこそ、
断られてもいいし、
それで自分が傷つくことも本来はありません。
自分も
逆の立場なら引き受けても断っても
いいのですから。
そして、
人に頼れなかったり、
人に頼る元気がなかったりしたら、
モノや他の方法に頼る。
『頼ること』にも幅があるから、
何でもかんでも
自分でやろうとしなくてもいい。
最近のわたしは
そう考えて肩の荷が下りました。
さあ、
みなさんはここまで聞かれて
どう思われたでしょうか?
『頼ること』が大好き!
という方も
『頼ること』が苦手!
という方も
それぞれの何かの参考になればいいな^ ^
結びに、
あなたの心が
ゆるゆると緩まっていきますように……。
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