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本の寄贈をしてみて、思ったこと。


『本の寄贈』と聞いて、
みなさんはどういう人がする行為だと思いますか?


わたしは、

本の著者の方が自分の本を寄贈する』
とある団体が複数の本を社会福祉のために寄贈する』

というように、

わたしのような個人ではできないものだ、
と思っていました。

しかし、


友だちから『個人でも寄贈ができる』と聞き、

わたしもやってみようと決めて、
先月の3月に
近くの図書館へ本の寄贈をしてきました。

どんな本を寄贈したかといえば、
自分が好きで買って読み終わった本。

ビジネス書、自己啓発本、ノウハウ本。
簿記関係の本など。

たぶん、
みなさんも買ったことのある本です。

今回は『本の寄贈』をして、
思ったことをつらつらと書いてみようと思います。


1.意外に簡単にできた

 
  何というか、
  すごくあっさりとできた、
  というのが最初の印象です。

  たぶん、
  手続きの所要時間は5分くらい。
  (寄贈する図書館にも寄ると思います。)

  

  もっと時間がかかるものだと思っていたので、
  正直、拍子抜けでした。


  難しい書類を書き、(偏見ですが……)
  厳密に身分を確かめられ、(かなりの偏見ですが……笑)
  本をその場で精査されてから、(ものすご~い偏見……)

ようやく受け取ってもらえるものかと
勝手に思っていたので……笑。

図書館の方の説明だと、

①寄贈した本を図書にするかどうかの判断は図書館に任せること
②寄贈した本を図書にしたかの問い合わせには対応できないこと
③寄贈した本で図書にできないものの処理を図書館に任せること

この3つを了承するのであれば、
本の寄贈を受け付けてもらえるようです。
(勿論、図書館によって違うとは思います)


ちょっと緊張して図書館に行ったので、
すばやく、かつ、丁寧に対応してもらえて、
ほっとしたのを覚えています。


2.『本の寄贈』の印象が変わった


  冒頭の、
 『個人ではできないもの』と思っていたこと以外に、


  わたしには『本の寄贈』に関して、

  『本の寄贈をすると、
   その本の著者の方の印税が減り、
   著者の方にとって良くない』


  と思っていました。


勿論、
そういった部分もあるとは思います。


けれど、
『本の寄贈』を教えてくれた友だちが、
(その友だちも『本の寄贈』を経験しています)

『(寄贈した)この本をもっと他の人にも読んでほしい』

と言っていた言葉にはっとさせられたんです。


確かに、
図書館に『本を寄贈』することによって、
著者の方への印税が減るかもしれません。
(統計をとったことがないので、本当かは分かりませんが……)

けれど、

そもそも『寄贈した本』の存在を知らなければ、
著者の方の存在も知り得ず、
その本のすばらしさも知る機会も来なかったかもしれません。


わたしの経験ですが、

図書館で出会った本で著者の方を知り、
その本と同じものを購入したこともありますし、
その著者の方の他の本を購入したこともありました。

それ以外にも、
同じような著者の方の本をも読み始めるきっかけ
(図書館で借りたり、書店で購入したり……)
になったこともあります。

そのおかげで、
人生観も変わりましたし、
いろんな視野も身につきました。


図書館で出会った本がなければ、
読まなかった本がたくさんあります。


書店で見かけて……、といっても、
全部を試し読むことは難しいですが、
図書なら最後までゆっくり読めます。


お金のことだけでなく、
『知る機会を広げる』という意味
で、

著者の方にも本を読む人にもプラスになることだな、

と思ったんです。


3.まとめ


  『本の寄贈』は個人でもでき、手続きも簡単。
   そのうえ、著者の方にも本を読む人にもプラスになるよ、

   という話でした。


まぁ、あくまでわたしの視点で考えた場合なので、
『違うよ!』という方もおられるでしょう。

けれど、

『あ、ちょっと面白そう!』

と思う人がいたらいいな、
と思って書いてみました^ ^ 


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余談ですが、
初めて『みんなのフォトギャラリー』から
素敵なイラストを使用させていただきました。
ありがとうございます!

ずっと気になっていたイラストの方だったので、
ちょっとどきどきしながら選んだという……笑。

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