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ぶっちゃけ、留学してよかった?

ひとり日本を飛び出し
海外生活13年。
なかなかの長期間、住むことになりました。


15歳という怖いもの知らずの年齢だったこともあり
不安よりもワクワク。


母の声が聴きたいというのはあったけど
最初一年目なんてホームシックには一度もならなかった。
むしろ楽しくて楽しくて、
こんな世界があったんだと日々感動できる毎日。



見るもの感じるものすべてが新鮮。
すべてが初めて。
とにかく自由。
とにかく楽しい。


当時はスマホなんてないし、
パソコン持ってる人もいなかったから
日本のお友達とのやり取りは、手紙です(笑)
たまに国際テレカを買って電話。
一瞬で終わってしまうんだけどw

スマホで離れた家族といつでもつながることができる今の世の中
留学していてもさみしい思いをすることは
あの時代に比べたらだいぶ少ないのかなって思う。

一番さみしい瞬間は
日本を飛び立つとき。
空港へ向かうリムジンバスの中ではいつも泣いてました。

友達や親や兄弟と離れるのはやっぱりつらい。


向こうへ着いてしまえば。。。
あのさみしさはどこへやらwww
また刺激的な毎日に
日々わくわくしてましたね。

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今思えば、
残されたほうがぽっかりと穴が開いてしまってさみしい思いをしたんじゃないのかな。

きっと留学してる当の本人たちは
けろっとしてる人も多いのではないかと思います。


留学してよかった?

と聞かれれば、迷わずYES
もちろん、人種差別も経験したし、怖い思いも数えきれないほどした。
馬鹿にされることもあるし、
孤独を感じたこともあった。
死ぬかと思ったことだってあったよ。

それでも、得たものはあまりにも大きく、
私にとっては留学したという経験はいまだにダイヤモンドのようにキラキラと輝いている。

甘ったれの
他力本願。


一人じゃ何もできない子だった私だったけど
そんな私だったからこそ
日々どれだけ周りに感謝しながら生きてこれたか。

一番の収穫はそれかもしれないよ。
辛いことたくさんあったから、幸せを感じられる。

親に感謝、兄弟に感謝、友達に感謝、関わる人すべてに感謝。
日本にずっと住んでたら、私みたいな他力本願わがまま人間は感謝の気持ちを持つことすらできなかったんじゃないか。反発してたんじゃないかなと思う。本気で。

かわいい子には旅をさせよとはよく言ったもので
我が子かわいいなら
かわいいからこそ、手放して見守ることも大切なんじゃないかと、親になった今痛感しています。
息子が留学するといったら
二つ返事でいいよとは言えないとは思うけどね。


日本の教育や大人たちに悶々として飛び出した日本だったけど、
海外は住めば住むほど、
日本の国民性の良さが身に染みて、日本が大好きになった。

インターナショナルスクールで
いろんな国々の文化や人々と触れ合う機会があったことで
その国ごとにいい部分、そうでない部分があり、
その差を肌で感じられたのも貴重だったなと思う。

ざっくり言えばこんな感じかな。


これから、いろんなエピソードを書いていきますね。
どんなことが知りたいかな?

そういうのあれば教えてください。








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