オペラの記録:ポツダム・サンスーシ音楽祭、ジュゼッペ・スカルラッティ作曲《母なる自然の驚くべき影響》(6月11日、ゲネラル・プローべ)
6月11日、ポツダム・サンスーシ音楽祭でのオペラ新制作、ジュゼッペ・スカルラッティ作曲《母なる自然の驚くべき影響》(1752年)のゲネラル・プローべ(GP、総稽古)を観ました。
このオペラ公演は6月12、14、15、16日でした。
ベルリンの郊外、ポツダムにはサンスーシ宮殿があります。
その広大な敷地の中の新宮殿で毎年音楽祭が開かれています。
インテンダントはブロックフルート(リコーダー)の現在第一人者、ドロテー・オーバーリンガー。
今年は6月10日〜26日です。
音楽祭全体のプログラム。
オペラの紹介ページ。
演出はフランス人映画監督のエマニュエル・ムレ。
ムレは俳優、脚本家でもあります。
ムレが監督した映画作品は日本でも公開されています。
コロナで劇場やコンサートホールも閉鎖されていた時、テレビのarte(独仏共同文化チャンネル)でムレの監督映画作品を一挙公開しました。
オーバーリンガーはそれを見て、ムレにオペラ演出を打診したそうです。
ムレは快諾、今回の制作が実現しました。
ムレはこれが初めてのオペラ演出だそうです。
指揮はドロテー・オーバーリンガー。
作曲のジュゼッペ・スカルラッティはアレッサンドロかドメニコの甥と言われています。ジュゼッペの作品は1750年代にヴェネチアで人気がありました。
今回は発掘上演です。
公演場所の新宮殿。
劇場内部。
劇場外、建物の中から。
劇場に続く階段。
GP終了後のカーテンコールのリハーサル。
FOTO:©️Kishi
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