オペラの記録:ハンブルク州立オペラ、ワーグナー《タンホイザー》新制作プレミエ(4月24日)


4月24日、ハンブルク州立オペラの新制作、ワーグナー《タンホイザー》プレミエを観ました。

オペラ劇場。ウクライナ国旗の色の横断幕には『連帯』と書かれています。
(このFOTO:©️MT)

劇場建物の正面の壁にあるマーラーの銘。
『グスタフ・マーラーは1891年〜1897年、当時ここにあった市立劇場(当時)の主席指揮者だった』と書かれています。

劇場横の壁にあったポスター。『今日』と書かれています。

劇場フォワイエ。

客席とオーケストラ・ピット。

プログラム。

カーテンコール。
最大の立役者、タンホイザー役クラウス・フローリアン・フォークト。大喝采。

指揮のケント・ナガノも一緒に。

演出チームの登場。
演出チームに対しては大ブーの嵐でした。

プレミエ・パーティーでのナガノとフォークト。
この写真、フォークトに後光が差しているように見えますね〜彼、ステージも通常でもオーラがすごい!

16時に始まった公演が終わったのは20時半頃。外は暗くなっています。
まだまだパーティーは続きますが、さすがにお腹がすいたので食事に行くことにしました。

公演プログラムから。プログラムの写真は2022年4月6、7日のリハーサル時撮影、Brinkhoff/Moegenburg。

4月にはワーグナー作品を4つ観ました。

- ミュンヘン《パルジファル》
- シュトゥットガルト《ワルキューレ》
- ザルツブルク《ローエングリン》
- ハンブルク《タンホイザー》

演出についてはザルツブルク以外は残念な結果になっています。最近、このレベルの演出がなぜか多い。
90年代後半以降、ワーグナー作品の優れた制作が続いていたのですが、それらがだんだん姿を消しているのは残念です。

一方、男声歌手がとても充実しています。
おかげで、演出が酷くとも、期待できなくても、公演そのものについては、男声歌手を聴くという楽しみがあります。

FOTO:©️Kishi

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