コンサートの記録:テオドール・クルレンツィス指揮SWR響(3月27日、ケルン・フィルハルモニー)


3月27日、ケルン・フィルハルモニーでクルレンツィス指揮SWR響のコンサートを聴きました。ソリストはスター・ヴィオラ奏者のアントワン・タメスティ。

この日はロシアのウクライナ侵攻を受けて急遽プログラムがブラームスからショスタコーヴィチに変更になりました。

プログラム。


また、コンサート開始前に、全員起立して犠牲者に黙祷を捧げました。
黙祷をお願いするケルン・フィルハルモニーのランゲフォールト支配人。


クルレンツィスもこの夜は「普通」の服装です。
彼のコンサート指揮の際の、「片刈り上げの髪型」、「編み上げブーツ、真紅の靴紐」といういでたちに慣れていると、普通すぎて不思議な感じがします。

クルレンツィスのオーケストラ、ムジカエテルナと同様にオーケストラ全員と後方の聴衆にも挨拶をします。


ムジカエテルナはロシアの銀行からスポンサリングを受けていますが、ウクライナ侵攻に関して同オーケストラとクルレンツィスはまだ意見表明をしていません。

FOTO:©️Kishi

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?