見出し画像

1月のミュンヘンはブラームスづくし⑥終了Münchner Philharmoniker 23.01.24  コンサートの記録:ズービン・メータ指揮ミュンヘン・フィル(イザールフィルハルモニー、1月23日)

1月23日はミュンヘン・フィルの『ブラームス・チクルス』4回目に行きました(イザールフィルハルモニー)。これがチクルス最後でした。

プログラム。

ミュンヘン・フィルのコンサートは1月10日から始まって二週間に4回。ブラームスの4つの交響曲と4つの協奏曲を聴いたわけです。BRSO(バイエルン放送響)の2回の小チクルスと合わせて6回のコンサートでした。

これまでドイツで約4000回ほどのコンサートとオペラを聴いてきましたが、このようにブラームスに集中したのは初めてでした。

最初の10日間は厳寒で積雪の中、足元も危険でした。ドイツ鉄道のストライキもありました。時を同じくして、農民がトラクターでアオトバーンや主要道路を封鎖すると言う抵抗運動もありました。

でもほとんど売り切れ。コンサートは大きく盛り上がりました。

月並みですが、やはりライブは最高です!

私が尊敬する大好きな指揮者ギュンター・ヴァントさんが「同じオーケストラで同じプログラムを3回やっても、毎日違うんだよ」と言っていたのを思い出しました。

録音は何回聴いても同じで、勉強にはなるのですが、音楽は時間芸術です。ライブの醍醐味は全く違うものです。

ぜひ、皆さんもできればライブに足を運んでください。

ピアノのブロンフマンと腕を組んで退場するマエストロ・メータ
コンサートマスターの青木尚佳にもらった花束を渡すマエストロ・メータ
青木尚佳と腕を組んでステージを去るマエストロ・メータ


FOTO:(c)Kishi

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
カルチャー・コンサルティングについてのお尋ね、ご連絡は以下までどうぞ。

Kishi Culture & Media Consulting Companie UG
代表:来住 千保美(Chihomi Kishi)
info@kcmc-music.com

ご興味のある方は以下の投稿をご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?