音楽ニュース:ゲルギエフ、モスクワでコンサート指揮

ドイツ語の音楽専門ネット・ニュース、Klassik.comによるとゲルギエフがモスクワでコンサートを指揮します(3月8日付)。

場所はモスクワのSarjadje-Park内のコンサート・ホール(1600人収容)。

日時は3月ということだけが出ています。

プログラムは

・リムスキー=コルサコフの作品から

・ワーグナー《ニーベルンゲンの指環》から

・ムソルグスキー《展覧会の絵》

このコンサートはゲルギエフ財団のためのチャリティーとなっています。


ゲルギエフがプーチン大統領に近いことはよく知られていました。
今回ウクライナ侵攻をしたプーチン大統領と『距離を置くことの明確な表明』をミュンヘン市長などから求められましたが、明確にしなかったため、ミュンヘン・フィル首席指揮者の職を解かれ、マネージャーや録音レーベルから関係を断たれました。また、客演指揮やコンサート・ホール、劇場からもボイコットされています。

一方で、ロシアのメディアでは『英雄』として絶賛されているとKlassik.comは伝えています。

ちなみに《展覧会の絵》の終曲は〈キエフの大門〉(〈古首都キエフの古い英雄の門〉)で、ムソルグスキーにインスピレーションを与えたのはヴィクトール・ハルトマン作の絵です。





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