アトピー日記 脱保湿と搔破抑制

先日
太田の自然派のお医者さんに
娘のアトピーについて相談したら
「痒い時はかかせて良いですよ」
とのこと。

「でも血が出るまで掻きむしるので…」
と私が戸惑っていたら
薬も塗らず保湿もせずに
お肌がきれいになった子どもの
事例をたくさん見せてくれ
この本を貸してくれました。

この本の説明が
非常に患者&家族目線で
感激しています。。

✳︎掻破抑制について引用✳︎
皮膚科や小児科に関する医学書の多くは、
患者に「かかせないようにしなさい」と、
患者本人や周囲の人に指導しています。
このような記述を読むと、その本の著者は、
痒みで苦労した経験のない人なんだなと思います。

例えば蚊に噛まれて痒くなった時に、
掻かずに我慢できる人は何人いるでしょうか。
まず、いないと思います。
痒みは痛みと違って我慢することが非常に難しい感覚です。
このことを知らないために、患者には掻かないように言うのです。
我慢しなければならない痛みを我慢すれば、
痛みが去った後には、我慢したことに対する快感が残ります。
痒みに対抗して掻かないでいるとどうなるでしょうか。
不愉快な感覚が徐々にたまっていきます。
そして、我慢の緒が切れると、非常に激しく掻き、
広く深いひどい傷ができます。

現実の掻破抑制とはどのようなものでしょうか。

両親と祖父母が交代で、子どもにかかせてはならぬと、
24時間子どもの掻く手を抑えつけます。
でも、1週間もすればみんな疲れはじめて、ついウトウト。
すると、子どもはこのときとばかりに激しく搔きむしります。
あまりに短時間に激しく掻くので、深い傷になります。
抑制されている間は
掻きたいだけ掻けないのでストレスがたまり、
さらに痒くなり、痒みが増えれば、
さらにストレスがたまるという悪循環に陥ります。
そしてついに、精神的安定を崩します。

〜略〜

このように、
長期の掻破抑制は精神的にも悪影響を及ぼし、
そして結果として激しく皮膚を傷つけます。
掻破抑制を止めると、不思議ですが、
皮膚は一時的には悪化しますが、その後よくなっていきます。
ですから、掻破抑制は
結果的には集中的に掻きむしる行動を増強して、
皮疹を悪化させてしまいます。

✳︎引用以上✳︎

アトピーの家族がいなければ
興味のないテーマだと思いますが。
必要な方に届きますように。

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