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定期的に「スイミング行きたくない病」になる娘

1年ちょっと前から習い始めたスイミング。もともと、娘が、行きたい!と言い出した訳ではなく。お肌が弱くてアトピーなのと、肺も弱くて冷たい風が吹き始める頃に毎年風邪を引くし、風邪が治る時には最後咳が残るから、お肌と肺を丈夫にしたい!という親の願いから始めた習い事なんですよね。でも幼稚園のお友達も通っているおかげで、普段はお友達に会うのを楽しみになんとなく楽しく通ってくれています。笑

でも時々、特に、テストに合格して新しいクラスになって新しい先生になると、娘的にちょっとむずかしいことを求められたり、先生が変わって慣れない緊張もあって、定期的に「スイミング行きたくない病」が出てくるんです。いつもは、「先生の言うとおりに練習したら、ちゃんと浮かべるようになるし、泳げるようになるから大丈夫」と励まして送り出すんですけど。

今回は「スイミングやめたい」と泣きの訴えがあり、「どうしてやめたいの?」「何がイヤなの?」と聞いてみたりしてたんだけど、話してくれず泣くばかり、というのが、2,3回あって。

つい先日、「黄色帽子になりたくない…」と話してくれました。

今は赤帽子で、腕に浮き輪をつけて練習したり、はずして練習したりだけど、黄色帽子になると、腕の浮き輪をつけられなくなります。そして今は赤い台を使っていて、自分の番じゃない時は浅いところで休んでいられるけど、黄色帽子になったら、台がなくなるので、自分の番じゃない時も普通にプールに立っていないといけなくなります。黄色帽子になると、憧れのゴーグルをつけられるようになってカッコいい!んだけど、どうやらその魅力よりも怖さが大きいようです。

という訳で、黄色帽子になりたくない…、テストに受かりたくない…、しくしく…という泣きの訴えなのでした。

そんなに心配しなくてもそんな1回でテスト受からないよ…今までだって3回目とかで受かってきたでしょ…と母は心の中で思いつつ。

「テストがんばらなくてもいいよ。そんなに怖かったら、先生に言われたことできるようにってがんばらなくていいよ。もっと練習して、怖くなくなったら、テストがんばったらいいんじゃない?」

と言ってあげたら、安心したみたいで「やめたい」と言わなくなりました。よかった、よかった。

そう言えば、過去にも「スイミングやめたい」って泣きの訴えがあった時があって、その時は、浮き輪をはずして練習するクラスにあがった時だったから、ひとつ段階があがるごとに、かなりがんばってるんだなぁ。

基本的に、家ではだらだらグズグズしたりツンツンぷんぷんしたりしがちだけど、外では空気を読んでがんばる子で「そんなにがんばらなくてもいいよ~」と時々話してるんだけど、できるだけ先生の期待に応えたい、という性格のようで、がんばりたいならがんばってね~、って感じなんですけど。

娘を見ていて、外でのがんばりをもう少し減らして、家でもう少しちゃんとしてくれたら、と思ったりもするけど。それは私が時々夫に言われていることと同じじゃないか、と書いていて気づきました。笑

育児は育自って言われるけれど。子育てって、子どものお世話をしている面もあってそれはそれで大変なんだけど、子どもに気づかされることもたくさんあって、親になることで成長させてもらっているなぁ、と思う。子どもは日々新しいものに出会ってチャレンジして成長していて。親はそんなに日々新しいものに出会ったりチャレンジしたりする機会はないんだけど、親も一緒に成長していきたいな、と改めて思うのでした。

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