0420 【温泉】湯元 凌雲閣(北海道)|OMO7旭川 by星野リゾート
2日間の旅に出ていた
帰ってくる頃にはさすがに暖かくなっているだろうと思っていたのは
少々浅はかだった
灯油のストーブをつけようか悩み 結局翌朝つけた
4月も中旬 3日前は雪が降ったらしい
北海道は冬が長い
スタットレスタイヤは紅葉の終わりを待たずに履いたら
桜が散る頃まで脱げない
明るい桜色で誤魔化しているが これはウールのセーターなのだから
いったいいつまで冬服を残しておこうかとまだ迷っている
私は2回目の冬をまだ楽しんでいるが
とりわけ 寒さについては好きな方だ
真冬のキリリとした引き締まった寒さ
春になりたがっているけれどなりきれないぬるめな寒さ
北海道の寒さは尊いと思う
それを全身全霊で感じたくなって 外に出る
ここは 「湯元 凌雲閣」
標高1,280m 大雪山国立公園の南西のあたり
凌雲閣なんていうけれど 神々しい建物があるわけではない
初めて足を踏み入れた時 日本じゃないと感動した
行ったことはないが アルプスなんて言われる場所はたぶんこんな感じだと思った
スノーシューをレンタルして履いて 雪の道を歩いて行く
スノーシューは自分の足に固定するもの ふわふわの雪の上で自由になれる
ここは私か雪か山か空しかない
どこまでも歩いて行けそうだから硫黄の香りがする前に折り返す
凌雲閣には日帰り温泉があって 香りはその源泉らしい
そういえば 1時間もしたらすっかり寒さなんて忘れて
どちらかというと じわりと身体の内側の方がほかほか 身体の外側は冷たい
不思議な感覚になった身体を温泉の湯に浸し ぼぉとなった頃に
あの雪景色の絶景が頭の前あたりに浮かぶ
究極の至福の時を知ってしまい またここに行きたくなる
まだこの景色は見られるかな
ちなみに とても山奥の話に思えるが
車で行って 無料駐車場から5分で絶景なんだからおすすめしたい
レンタルスノーシューは1,000円 スノーシューズだって借りられる
▪︎湯元 凌雲閣
北海道空知郡上富良野町十勝岳温泉
1番近くは OMO7旭川 by 星野リゾート
ここをお宿にすれば 凌雲閣まで1時間9分で到着する
空港は旭川空港がいい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?