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外資で求められる人材とは?

外資といえば、「実力主義」「高い英語力」といったイメージが強いかもしれません。外資は、企業というより、Job Descriptionに対して仕事に就いているので、専門性が重要です。そして、流暢な英語力が必須と思うかもしれませんが、英語はあくまで手段。自分の言いたいことをはっきりと伝えること、コミュニケーションをとれることが大切。シンプルな英語で伝え、意思疎通を積極的にとっていけること。

求められる人材として、
第一に、専門の知識や経験といったハードスキル。

第二に、自発的、変化に柔軟であること。コミュニケーション力、コラボや調整力といったソフトスキルも大事ですね。変化も激しいので、柔軟に自発的に動けるできることも大切です。待っていても、教えてくれません(笑)  聞いたら、ちゃんと教えてくれます。

これらのハードスキル、ソフトスキルが組み合わさって、あなたのオリジナルの強みになります。

英語力は、部門にもよるものの、特にマネジャー以上や、海外の上司にレポートするポジションの場合は、必須になってきます。社内のシェアードサービス、SMEやCOEといった社内専門家チーム、内部監査メンバーが海外チームだったり、マネジャーでなくても、英語が必要な場面は多いです。

そういう意味では、色々な国、文化と多様なバックグラウンドのある方々とのコミュニケーションにダイバーシティ&インクルージョンの感覚も大事。

英語は、ペラペラでなくていいんです、ご自身の業務に関して、伝えたいことをシンプルにポイントをおさえて伝えられること。中身が大切ですね。

私がFinance controllerになり、Head of Financeとしてアメリカ本社のCFOやリーダーシップへのプレゼンの機会が多くあった頃、ある時、君の英語はリーダーシップとしては物足りないといったことを言われたことがあります。

その後、失敗もし、フィードバックも得ながら、学んでいきました。伝え方なんですよね。シンプルに、しっかりとポイントや根拠を伝えること。リーダーシップのコミュニケーションスキルの一つです。

外資で求められる人材って、日本企業も共通すると思いませんか?

英語は、特に伝え方、単語の使い方で、グッとパワフルで効果的になりますよ。あと、やっぱりリーダーシップが使う英語の表現ってあります。さすがだなと思う、リーダーの英語の表現は盗んでいくといいですね。

こういった表現は、英文レジュメ、インタビューにも活かせます。一緒にキャリアの棚卸しをしながら、見直していきます。何よりその方の持つ強みをどう表現したらと考え、どんどんその方もレジュメもパワフルになっていくのが、いつもワクワクし嬉しくなります。


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