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【畑違いの米国公認会計士(USCPA)を目指したきっかけ】

大学卒業後、英語を使って海外とつながる仕事がしたいと商社に就職した。

氷河期に入り、大手商社には入れず、入社したのは子会社の貿易専門商社だった。

子会社に入社したおかげというか、事務職ながらも戦力としてめちゃくちゃ鍛えられ、仕事も任され、3年目ではチームリーダーも任された。

5年目を迎えふと見渡した時、先輩もあまり残っておらず、将来的にこの仕事をずっとやっていていいのかなと疑問を持つようになった。

担当していた南米向け開発案件で、保険の格付けが急に下がり、とにかく財務諸表の数字を読める力、financial literacyの重要性を感じる機会があった。

ふと隣の部署でUSCPAを目指してる先輩がいるという話を聞き、急にアンテナが立ち、まずは英文会計入門を学んでみることにしたのだった。

やってみて、全然分からない!!暗号のようというのが、率直な気持ちだった。
簿記も全くやったことがなく、やるなら一番上を目指したい根拠のない野望がうまれ、あまりにも忙しかった私は、あてもなく退職を決意して、CPAの勉強を始めることにした。

今考えると、キッカケとは、とても不思議なもの。なにかアンテナをキャッチして、やってみることで、人生の転機につながるのかもしれない。

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