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「先生、道長君が居眠りしてます!」:大河ドラマ「光る君へ」第4話感想

第四話いきなり攻めた内容で驚いた

花山天皇のヤバすぎエピソードだけど、あれでなるべくマイルドにした方なのだろうと感じた

「叔父上〜」と甘えた声を出しておいて、まさかの緊縛…

ギャップがすごく、家庭教師の為時の苦労が目に見えて想像できる

そして、嫌な京女と思っていた倫子様が普通に優しいやり手のお嬢様だった

勝手に「恐ろしい女」と思ってしまった、申し訳ない倫子様

自然に、上品に、少し手厳しくもまひろを上流階級に馴染めるように手引きする姿は自分が上にいるのだと自覚しているからこそ

強盗に入られたことも笑い話でしてしまうのだから、貴族のお嬢様にしては肝が据わっていて、もしかしてこの倫子様は自由に市井を行くまひろが羨ましいのかもしれない

それにしても警備が緩すぎる平安時代

扉もないような屋敷なので、当たり前に多い時代なのだろう

手慣れ、身軽な強盗でも音抑えに敷物を使うのがリアル

サスペンス好きとしては、あの強盗の正体を想像してしまう

私としては散楽グループが怪しいとみているが、どうだろうか

わくわくが止まらない…!!!

さらに、ついに再会した「ミチカネ」

その隣で居眠りをして肝心なところを見ていない道長

折角まひろが五節の舞を頑張っているというのに

平安時代のきらびやかさが大きく表される場面だったのだが、どうしても学校の全校集会に見えてしまったのは居眠り道長のせいだ

絶対そう

とても期待していたシーンだった分、変な想像をしてしまった自分を恨む

しかし、舞姫といえば源氏物語でも光源氏もその息子・夕霧も舞姫と恋をして度々物語に登場していたと思い出す

どんなものだろうと思っていたら、女性は顔を隠す時代で舞のために晒すのだからきっとアイドルのように見えたのかもしれない

舞姫の登場で殺伐としていたドラマにも恋の展開もあるのだろうか、いや、きっとないだろう

なにはともあれ

来週はさらにドキドキわくわくのサスペンス血みどろ展開となりそうで楽しみである



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