見出し画像

水彩絵の具を使っていた頃のイラスト

こんにちはー、桜田です。noteでは仕事のこととか子供のこととか趣味のこととか色んなことをお話しているのですが今回はイラスト回です。

少し恥ずかしいですが10年ぐらい前に描いていたイラストについてお話ししようかなと。ちょうどiPadで絵を描くことについてというデジタルツールで描いたイラストの記事を書いたので今回は反対にアナログでイラスト描いてたときのことをお話ししようかなと思います。

僕は絵を描き始めてかれこれ18年ぐらい経つのですが、始めたばかりの頃はアナログで描いていました。時代の流れとともに作画環境がデジタルへ移行していくのですが、僕はなかなか慣れなくてデジタルとアナログの両方を使っていた時期が結構長かったです。

こんな感じの作風でした。2010年に描いたイラストです。
ミケタマに酷似していますが男の子方はキツネのつもりなので違うキャラです

鉛筆で主線を描いて色鉛筆や水彩絵の具で色を塗っていました。モチーフも風景や食べ物ではなくキャラクターメインでしたね。いせひでこさんやミギーさん、羽海野チカさんが好きで絵本や児童書みたいな優しい雰囲気のイラストに憧れていました。

ちなみに完全なアナログではなく、色を塗ったものをPCで取り込んでデジタルで処理や加工を加えています。
当時の活動スタイルがギャラリーとかで原画を売るというのではなく、同人誌を作って即売会に出るというのがメインだったので最終的にデータを作って印刷する必要があったんですよね。そのまま取り込むだけでは発色が良くないなどの問題があったので、色鮮やかになるよう調整したり光を加えたりしています。

2012年に描いたイラスト
最初の絵が好評だったのでその続きを描きました

今はここまでカラフルに描かないので当時の自分って結構頑張ってたなと思います
ちょっと落ち着いた色合いにしています
個人的にはこのくらいの色がいいのではないかと思います
色合いの調整や光を入れるだけでなく、画像をコピーしてウユニ塩湖のような
鏡面反射を表現しています。だんだんデジタルツールに慣れてきた感がありますね
色が滲んだりするところで紙の荒さみたいなのが出るのもいいなと思います
水面や雲の表現、色を混ぜるセンスなんかはデジタルになった今も活かせていると思います


先述した通り今ではもうアナログで描いてないのですがまたやりたいとは思ってるんですよね。やっぱりあの水彩絵の具が醸し出す独特の淡くて柔らかい優しい感じはすごくいいなと思います。
ただ最近iPadで絵を描くようになって、それが思ったより水彩っぽく描けることがわかったのでそっちでやって行くのもいいなと思っています。

iPadで描いた絵です。思ったより水彩感あるなと。
もうちょい練習すればどうにかなるやも。。。

ちなみにキャラクターメインのイラストはデジタルで作業している今でもよく描いています。アナログの絵の色味を調整したり光を入れたりする術はその後のデジタルで色を塗るときに活かせていると思います。
水彩で出したかった優しい雰囲気みたいなのがデジタルでも表現できていれば嬉しなと思っています。

2021年に描いたイラスト。練習の甲斐もあって
最初から最後までデジタルで描けるようになりました

 というわけで僕の水彩で描いたイラストの紹介でした。
実は数年前まで昔描いたイラストが自分の中で全然良いと思えなかったのですが、ある日なんとなく見てみるとこれはこれで悪くないかもという心境になったので昔の絵もぼちぼち公開していけたらと思ってます。
最後まで読んでくださってありがとうございました!

この記事が参加している募集

私の作品紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?