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人に優しくできないときは


「子供に感情的に怒ってしまう」

「家族に当たってしまう」

「仕事が遅い人にイライラする」


そんなふうに、人に優しくできない時は、自分に優しくしていない時です。


私達はよく人間関係で悩みますが、

実は、人間関係の1人目は、自分です。


私達は、自分に言っていることを人に言い、自分にしていることを人にします。


人に怒っているように自分にも感情的に怒っていて、

人に当たっているように自分に当たっていて、

人の遅さにイライラするように、自分の遅さを見つけてイライラしています。


人との間で起きていることと、自分の中で起きていることは一致します。

多くの場合無意識です。そして、これは性格の問題ではなく原則です。


「人に優しくできてない」と思う時は、自分に優しくする時です。

人に向いた意識を自分に意識をむけて、

どんな言葉をかけているか問うてみてください。


もし冷たい言葉だったら、別の言葉をかけ直してあげてください。

あなたが大切な人を大切にする時に言うように。


大袈裟に褒める必要はありません。

認めて、共感するだけで十分です。


日々やってきたひとつひとつの努力を認めてあげてください。

思うように結果が出ていなくても、諦めない意思を見てあげてください。

「優しくなりたい」と模索する自分の望みを、信じてあげてください。


もし、

「辛い」

「なんでできないの!」

「私ばっかり!」

といった弱音や感情的な言葉が出てきたら、

それさえもあなたの中に存在することを許してあげてください。

押さえつけると意地でもわからせようと主張します。

存在を許されれば、それ以上暴れたりしません。


人を大切にするように、自分を大切にしてあげてください。


まずは自分の器を満たすこと。

満ちれば自然と人にも与えらえるようになります。


自分の腹の底まで受け入れていくことで、本当に優しくなっていけますから。

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