これからはファンを「選ぶ」時代。
マキエマキさんという写真家がいる。
昭和のエロをモチーフにしたポスターを、自らが被写体となり撮っていらっしゃる方だ。
私はこの方の考え方というか、
発信する内容もとても好きでTwitterをフォローしているのだが、こんなことを書いていたのでシェアしたいと思う。
私はこれを読んで、
「あぁ…そうそう…!これよ、これ!」
そう思った。
同時にすごくかっこいいなと思った。
特に、
「作品を見せる相手は選ぶべきと思うようになった」
すごくかっこいい…!
本当に、入場料が無料だったり使用するコンテンツが手軽(無料でできるSNSなど)であればあるほど、
おかしな人というのは少なからず現れてくる。
性的な表現にはモロにエロ目的のジジイが一定数出てくるし、女性作家自身に対する若さへの憧れや崇拝、はたまた嫉妬など、とにかく世の中の「ちょっと失礼な奴ら」というのが必ず出てくる。
どっから沸いて来てんだ?というぐらい、
それらは決まってある程度年齢を重ねた男だったりする。
かつては私も、
無料のコンテンツというものをガンガンやっていた。
このnoteでも無料公開は基本だし、
まぁそれは自分がやりたいことだからいいとしても、
無料での配信やノーギャラでのゲスト出演など、
とにかくそうゆうのを、
当たり前に、
あまり深く考えずにやってきてしまっていた。
だからこそ、
言い方は悪いが、
「無料だからちょっと冷やかしに行こう」的な、
ファンとも呼べないような人たちも来てしまっていたわけだ。
本当に何を言ってんのかわからなかったり、
物販でも何にも買わずにただジーッとこちらを見ているだけだったり。
ハッキリ言って恐怖である。
まぁ、これまでは?
小劇場に出ていた今までは?
「あー、でも一応舞台来てくれたし」
とか、
「大事なお客さんだし?」
と、目を瞑っていたこともあった。
でも女優を辞めた今では、
もうそんなこと本当にどうでもいいので
私が不快に思う人はいくらお金を払う人でもお断りするつもりだ。
私も今後は何か創っても
「無料なのでみんな見てください‼︎」って形は取りたくないし取らない。
詩やエッセイでちょっと恋愛表現しただけで
「これは実体験ですか?」とか、
「彼氏いるんですか?」とか、
本当にうるせーよと思うもん。
私の場合は、
女優という活動もしていたのでそれをアイドルの延長みたいに思ってる人多かったし、今の小劇場界がそうゆう売り方だから仕方ないとは思う。
それは十分に理解もできる。
だけども、
それでもそこにはたくさんの違和感と気持ち悪さもあったから、今後は作品を見せる相手も、なんならフォロワーの「質」も選んでいかなきゃいけないと思っている。
これは本当に、真剣にそう思っている。
そんな私が小劇場の女優を辞めた経緯はこちら💁♀️
(有料ですが、今回の記事に書いてるような変な人が来ないために設定しました。ご購入くださった方々本当にありがとうございます)
同時に時代も切り替わり、「量」から「質」の流れもきている。
そうゆう世の中の流れにも敏感でいたい。
余談だが、
前にとある小劇場に出演した際、
終演後に「がんばったね、よしよし」と、
私の頭をポンポンと撫でてきた奴がいて、
「え?何?この舞台、文化祭かなんかだと思ってんの?そして何勝手に頭ポンポンしてんの?」
と吐き気を催すくらいにすごく不快だったから、その人にはこっちから消えてもらった。
Twitterの【自分のフォロワー】からも削除して
コメント等も一切返信はせず、
配信などもブロックした。
「応援してもらってて何様?」と偉そうなことを言っているとは自分でも思うけれど、
私は私のために表現活動をしているから、
私の心が不快だと思うのならばそんな人は近寄ってほしくないのだ。
女優を辞めた今、ペンネームで新しい名前で活動を始めようと思っている。
だけどもそれはもう、
私の心を不快にする人たちには教えるつもりはない。
「どんな人を応援したいか」を選ぶ権利が誰にでもあるように、
「どんな人に応援してほしいか」を選ぶ権利は、
女である私にもある。
これからはそうゆう時代だと、
今、強くそう思っている。
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