もっと「自分」を大切に
カウンセリングをしていると、その方のリソースに目が行きます。
こんなに味のあるところを持っていてすごいなぁ、すごく素敵な人間性だなぁって感動させられることもしばしば。
でもね、それは自分ではなかなか気付けないもので。
だって、これまではそんな自分のことより周りの期待や外の基準に合わせて突っ走ってくるしかなかったから。
そうせざるを得なかったし、そこからの抜け出し方も知らなかった。許されなかった。許せなかった。
でも、他人のために他人の基準で他人の軸で生きていくことは、時として苦しいものです。
自分を見失って、自分の感情に無視をし続けることは、自分をないがしろにするようで、どんどん苦しくなっていくものですね。
そして、その苦しさを自分ですくい上げられた時、ようやく「自分」を生きる旅が始まるように思います。
自分で、決めていいんだよ
自分で決めていいのです。
自分で好きなことを、したいことを、自分のために、したっていいのです。
だって、あなたの人生だから。
あなたの人生は、たとえば親のためでもない、パートナーのためでもない、誰のためでもないんだよね。
あなたのためで、あなたのものです。
カウンセラーの「自分」が感じること
私は、カウンセラーとして、その前に一人の人間としても、誰しもにその人らしさとして光るものが必ずあると信じています。
カウンセラーとして何か誇れるものがあるとすれば、出会った瞬間に、その人らしさというか、その人の中で光るものが見えるようなところがあります。
それを引き出して、まずは私が大切に大切にして、そして、一緒に伴走しながら、その方がそれを自分へのギフトとして大切に受け取り、それを生かして自分の人生を歩めるような・・・
いいところも、悪い(と自分で思っている!)ところも、得意なことも、あまりうまくいかないことも・・・そんなまるごとの自分を知って、受け入れて、そして大切にしてほしい。大切にしていいんだってこと。
そんなまなざしで、いつもここにいます。
色々なカウンセリング理論を学びました。もっと吸収したいことはたくさんある、時間がかかります。まだまだ、まだまだです(当たり前だなあ(;^ω^))。
でも、今の私は、自分が苦しんで苦しんで苦しみぬいた末に、自分が感じたこと、求めていたことを原点にカウンセリングをしています。それは、人間存在に対する全人的な敬意と信頼でもあるのかな。
自分を、大切にしていいんだよ
自分を、大切にしていいんだよね。
傷ついたことも、味になるから。誰かの何かになるかもしれないから。
頑張ってきたことに変わりはないから。それはきっと、あなたを支えてくれるはずだから。
大丈夫、あなたはもう、充分、それでいい。
もし今、あなたが一人ぼっちで、自分を責めるしかない状況なら、そのつらさを分けてください。
そのうちに、「自分ってこういうもんなんだなあ」って発見になって、楽になって、新しい自分と、少しずつ受容の旅が始まるよ!
いいんだよ、そのままで。そこにいるだけで、いいんだよ。
これは、自分も含めた、みんなへのメッセージ。
みんなそれぞれが、安心して、自分の道を歩むことができますように。
*
cotree advent note 64日目
https://note.mu/kaz_hirayama/m/m7af22fc58495
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?