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「向上心が強い、真面目な人」に気をつけてほしいこと

こんにちは、トミモリです。

今日は「自分で自分をいじめてしまっていないか、定期的にチェックしてみよう」というお話です。


あなたは、普段自分に対して

「もっと、今よりよくしていかないといけないよね!」

といったように、考えていたりしますか?



おそらく、「自分をもっと良くしていきたい!」と感じる人であればあるほど、

自分に対しての“向上心“を持つことが多くなるのではないかなと思いますが、
あなたはいかがでしょうか?



「もっとこんな自分になりたい!」

そんな風に思って、

今の自分にプラスしていく行動だったり、考え方だったり、

そんなものを受け入れていける人っていうのは、

『なりたい自分』

に向けて、どんどん変化や行動を起こしていくことができると思います。



ただ、その自分にかける言葉が

「まだこんなところが足りない」だったり、

「もっとこんなふうにしないといけない」だったり、


そんな
『自分に対してのダメ出し』
がほとんどになってしまうと、
せっかくよりよくしたいと思った気持ち自体が少ししんどくなってしまいますよね。



人は、口から言葉を発していない時でも、自分の頭の中で言葉を発しています。

それは脳で考えた

『自分に対しての独り言』や

『自分へのダメ出し』といったことも含まれます。



そして、案外自分に対しての

「もっとこうしたらいいのに」だったり、

「もっとこうしないといけない」や

「こんなところがまだ足りないなぁ」といった

マイナスの言葉と言うのは、
普段そんなことを考えていると意識していないのではないでしょうか。



人間の脳は何かを意識してそれを考えようとしなくても、ずっと何かしらを考えています。

その思考のほとんどが、自分に対してのダメ出しだったり、
もしくは周りの環境に対しての不満だったり、
今手元に持っていないものを手に入れられないイライラだったり、
そんなもので埋め尽くされているとしたら、あなたはどんな気分がするでしょうか?


もし、無意識に考えていることのほとんどが自分に対してのダメ出しだったら、

常に自分に対して

「こんなんじゃダメだ」

「もっとどうにかしなきゃ」

そんな風に自分自身が常に言い聞かせている状態になってしまいます。



誰か自分以外の相手だったり、

例えば上司からの

「もっとこうしなさい」

と言うようなダメ出しであれば、その場限りになりますが、


自分に対しての無意識でのダメ出しであれば、

もしかしたら一日中ダメ出しにさらされているような状態になってしまうこともあるかもしれません。

そう思うと、無意識で自分に対してダメ出ししてるのって、怖くないですか?



ですので、もし自分に対しての『ダメ出し』に気がついたときには、

「……じゃあ、これからどうする?!」

と付け加えてあげる意識を持ってみるのを提案します。


誰からのダメ出しでもそうですが、ダメな点を指摘して終わるのであればその言われた相手はどう改善したら良いのか、に気付けないかもしれません。


その直した方がいいところに気づいたのであれば、

「……じゃあ、これからどうする?!」

もセットの言葉とすることで、


ただのダメ出しに終わることなく、そこをよくしていくヒントにつながるのではないかと思いますよ。



もちろん、ダメ出しの後で

「……と思ったけど、他のこんないいところあるよね」とか

「……と思ったけど、まあ今日はそれでもいいよね」とか

自分に対して優しく、柔らかい視点でみてあげることも大切です。



自分に対して優しい言葉をかけるのは、真面目だったり、向上心が強い人なら尚更難しいことかもしれません。


ただ、自分の中にいる

『小さな子供の自分』

に対して、優しい言葉をかけてあげるような気持ちで、
自分くらいは常に自分に対して優しくしてあげよう。



そんなふうに少し意識してあげるだけで、きっと自分の中で自分に対する考え方が柔らかいものに変わっていくと思いますよ。

自分にダメ出しに気づいた時には、やってみてくださいね。

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