ラブレター(未完成)

わたしで居るのが楽なの、あなたもそうでしょう
わたしを楽しんでいるの、あなたもそうでしょう

旅行だってパズルだって麻雀だってピアノだって
なんでもひとりでやりたいの
なんでもひとりが楽しいの

誰にもジャマされない
誰にも文句を言われない
誰にも気を遣わなくていい
好きに生きていける

寂しさなんて感じない
やりたくないことはやらないの
ひたすら楽しく生きたいの
みんなはちがうの？

ひとりで居るのが楽なの、みんなはちがうの？
ひとりを楽しんでいるの、みんなはちがうの？
わたしにはわたしがいるの、それだけで幸せよ
強がりでもなんでもなく本当にそうなのよ

"確かにひとりは楽しいね
でも、ほんとにひとりで生きてるの？"

料理だって仕事だって洗濯だって掃除だって
何でも一人で出来ちゃうの
私って凄くない

人といる時間無駄じゃない
上辺だけの会話くだらない
皆ほんと何も分かってない
馬鹿しか居ないの？この世界

依存するから寂しいんだよ
他人なんか気にしなくていい
皆一人で生きればいいのに
ああ、私が凄いのか

皆んなと居ると疲れる、私はそうなの
皆んなを楽しめないの、私はそうなの
皆んなと同じにできない、私じゃダメなの？
皆んなも好きにしてるじゃない、私も好きにするの

"馬鹿も結構楽しいよ
それに、あなたも馬鹿なのよ"


料理だって仕事だって洗濯だって掃除だって
なんでも一人でやらなくちゃ
それが大人でしょう

自分の主張は飲み込んで
周りに合わせて頷くの
大変だけど私にはできる
だってもう大人だから

寂しくても我慢するの
やりたくなくてもやらなくちゃ
大人なんだからそれくらい
出来て当たり前でしょう

周りも一人でやってる、だから頑張るの
こんなの大した傷じゃない、泣いたりしないの


"無理する必要ないんだよ
ゆっくり大人になっていこう"


りょうりだってしごとだって
せんたくだってそうじだって
どれもできるきがしない
もうやらなくてもいいかな

なにもやるきがでてこない
おきあがることもむりかも
ずっとこのままねむっていたい
いきるきりょくもない

"もう頑張らなくていいよ
好きなだけ眠ればいい"


料理だって仕事だって洗濯だって掃除だって
便利な道具があるからさ
それを使えば楽になる

人に会うのはたまにでいい
ずっと一緒はめんどくさい
家でぐらい一人で居させて

そりゃさみしい夜もあるし
やりたくないこともあるけど
でも、それすら楽しくなってきた
みんなもそうでしょう

ひとりで居るのが楽なの、みんなもそうでしょう
ひとりを楽しんでいるの、みんなもそうでしょう
わたしにはわたしがいるの、それだけで幸せよ
強がりでもなんでもなく本当にそうなのよ

"あなたはすごく強いんだね
でも、みんながそうとは限らない"

料理だって仕事だって洗濯だって掃除だって
便利な道具を作ったのは
結局、人なんだよ

何もかも知ってるつもりで
ひとりで生きてるつもりで
ああ、なにもわかってないのは
わたしの方だね

ひとりで居るのが楽なの？ほんとにそうかな
ひとりを楽しんでいるの？そうは見えないけど
わたしにはあなたが今、強がってるように見えるけど
あなたが幸せならまあ、そのままでいいんじゃない


"好きに生きればいいよ
わたしも好きに生きてきたからね"


料理だって仕事だって洗濯だって掃除だって
みんなが助けてくれるから
とても楽しくできるの

誰かにジャマされるのも
誰かに文句を言われるのも
誰かを気遣うことさえも
楽しくなってきたの

みんなが支えてくれるから
みんなが応援してくれるから
みんながわかってくれるから
本当にありがとう

ひとりじゃ何もできなくて、とても弱いわたし
でも、みんなが居てくれるからとても強くなれる
わたしにはみんながいるからとてつもなく幸せなの
大げさに聞こえるかな、でも本当なの

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旅行だってパズルだって麻雀だってピアノだって
いつかあなたとやりたいの
きっと楽しくて堪らない

ゲームだってメイクだって乗馬だってギターだって
あなたに教えてほしいの
きっと私は楽しめる

あなたと喧嘩をすることも
あなたを嫌いになることも
あなたといつか別れることも
私は覚悟してる

そりゃ傷つくこともあるし
傷つけてしまうこともあるけど
でも、かわし方も治し方も
知っているから大丈夫


幸せにしてほしいなんて思わない、幸せにしたいとも
だって今すごく幸せなんだから、あなたもそうでしょう
ひとりで生きていけるけど、あなたと居たいの
みんなが居るからもう楽しいけど、あなたと居たいの

"あなたと居ればきっともっと幸せなの
わたしの重みにあなたは堪えられる?"