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インクと楽しくおつきあいするために
インク沼にハマると、色彩の豊かさ、それぞれの書き味の違い、にじみの美しさ、乾いていくインクの味わい――。楽しみどころが多すぎて、どんどん沼にハマっていきます(笑)
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さらさらしたインク。重めのもったりしたインク。つるつると滑るインク。ラメの入ったインク。香りのついたインク。色を調合できるインク。
どのインクも魅力的で、お気に入りの万年筆に入れてどんどん使いたくなります。
――が!!
少しだけ、気をつけたいポイントがあります。
・ガラスペン用インク
ガラスペン・つけペン用、と明記されたインクを万年筆に入れることはオススメできません。
ペン先が詰まったり、錆びてしまったり、というトラブルに見舞われる可能性が高いです。
万年筆に注入する前に、インクの説明書きはしっかりチェックしましょう。
ラメ入りインクは高確率で詰まったり、かすれが起こったりします。
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・インクを変えるときは必ず洗浄を
インクは化学製品です。メーカーや色によって、含まれる成分が違います。それぞれの成分には相性があり、ときには化学反応も起こります。
予期せぬ凝固や錆びでお気に入りの万年筆を傷めないよう、インクを変えるときは必ず、軸やコンバーター、空カートリッジの洗浄・乾燥を行いましょう。
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・万年筆とインクの相性をみる
お気に入りのインクを万年筆に注入したら、このインクだけかすれる。書きにくい――。
誰もが味わう経験です。
色合いや発色に特化したインクは、乾きやすかったり凝固しやすかったり、と個性があります。
そんな個性的なインクは、太字(B)の万年筆に入れるとストレスなく楽しめます。
細字(F)向きなのは、つるつるとなめらかなインクです。
どんなインクが細字向きなのかわからない、という方には、まずはメーカー推奨のカートリッジインクをオススメします。
メーカー推奨カートリッジインクで書き味を覚えたら、そこをスタート地点にして、インク沼の世界に旅立ちましょう😀
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