見出し画像

陰キャと陽キャって誰が決める?!

みなさまお疲れ様です。
3人男子(4歳2歳0歳)の育児に奔走中のちひろです。

みなさん、最近よく耳にするようになった陰キャと陽キャって言葉、
若者からキャッチアップしていますか?笑
(お恥ずかしながら最近知りました、、、、)

あるママと話しているとこの言葉が出てきてそういう考え方もあるのね〜と思った出来事を綴りたいと思います。

陰キャと陽キャとは・・・

知らない人もいらっしゃると思うので、ネット上の辞書によると…

陰キャ
いわゆる「陰気なキャラクター(陰気な性格の人)」の略。
言動や雰囲気が陰気・陰湿・暗い・後ろ向きな人。周りの人の気持ちを暗くさせるような人、コミュニケーション能力のない人、社会性の乏しい人という意味を込めて使われる場合もある。罵り文句として用いられることもあれば、自虐の意味で用いられることもある。

実用日本語表現辞典より

陽キャ
陽気な性格の人を意味する俗語。
「陽気なキャラ」あるいは「陽気キャラ」の略語とされる。スクールカーストの文脈においては、実際の性格が陽気かどうかをさほど重要な条件とせず、スクールカーストの上位に位置する、いわゆるクラスの「イケてる」人やグループの総称として用いられることも多い。

実用日本語表現辞典より

こうやって文字にすると、
結構残虐的ですが普段の会話で使うようです。
『あの子は陰キャだよね』とか『陰キャっぽいファッション』とか…

あるママの子育てのゴール

私自身がこの言葉を知ったきっかけは、
あるママさんと話をしていたときに、子育てのゴールの話になりました。
私は、”こういう子になって欲しい”という希望もしくはゴールが
言語化できていなくて、きっちりと言えずにいたら…
『うちの子は陽キャになってほしい!』
って一人のママさんが言ったのです。

まず、陽キャって言葉についていけませんでしたが、
初めて聞く子育ての考え方だったので、詳しく聞いてみると、
『その方が生きやすそう!』ということでした。

子供の将来を心配する親としては一緒!
だけどその言語化は初めて!と
琴線に触れる出来事でした。

しかし、陰キャ陽キャって誰が決めるんだろう?
そして親が望んでなれるものなのかな?と疑問は次々に出てきました。

※決して、このママさんを否定している訳ではないのです。
なぜなら私は言語化さえできなかったから。→強調しておきます!

自分はどうなの?と考えてみる

自分はどうなのかな?って考えた時に、
『私は陰キャだ!』と思ったのです。
なぜならば、陽キャの定義に一つも当てはまらないから。

しかし、パパにこの話をすると
『陽キャだと思うよ!
 だって、陰気ではないし、お友達もみんな明るい子じゃん!』と…

つまり、自分がそうだと思っていても側から見たら違うように見えるし、
所属しているお友達や同僚などと比べての判断でしかないということ。

そういうパパはどうなの?と聞くと
『高校までは陽キャだったけど、
大学に入って熱中するものが見つかったらどっちでもいいよね〜、
だから無所属!』
キッパリ言い切りました。
うちのパパは、あまりお友達付き合いをしないタイプです。
陰気って訳じゃないけど、別に一人でもへっちゃらなタイプなのです。

なるほどなーと思いました。
きっと陰キャか陽キャかって気にする人はすごく気にするけど、
気にしない人は全く気にしないんだろうなと。

この言葉の必要性

この言葉を知って、色々な考え方に触れるきっかけになりました。
最近生まれた言葉のようだけど、考え方は昔からあると思います。
『言葉は時代と共に進化していく』といわれるように、
この単語を全否定はしないものの、この2つに分けるというのは間違っている気がしています。

少なからず、大人になると見えるカタチで陰キャ・陽キャの区別はしません。
でも、本心とは別に社交性があるように見せかけて、明るく振る舞い、周りの人に良く見られたいと思うことばかりです。
ママになれば、〇〇くんママとしてニコニコしたり本心とは違うことに賛同したりと忙しいのです。いわゆる八方美人化して陽キャの仮面を被っています。
でも、本心は陰キャに近い。だから疲れるし、ストレスになるんです。

結局誰が決めるものでもない!

色々と考えましたが、
結局は誰が決めるものでもない!という結論になりました。
誰しもが、外面と内面があるように、こんなカテゴリー分けは相対的な見せかけでしかないのだと思います。
だからこそ、一番近くにいる親だってその子の全てを知る事はできないし、親が望むことではないのかなぁ〜なんて思っています。

我が家の子供たちは、まだ小さいので学校などの組織でどんなグループに属するのか、わかりません。
こういう言葉があるように、陽キャを目指すのかな?なんて考えたりします。
でも、親としてはそんなキャラを演じるくらいなら、好きなことを見つけて『自分は自分』と胸を張って生きていって欲しいなぁと思います。

(補足)
この言葉を調べていくうちに、SEKAI NO OWARIのHabitって曲を聴きました。歌詞を読んで本当にその通りだな〜と感じ、私の思考を見事に言語化していました。素敵!
そして、流行りに完全に乗り遅れているなぁ(周回遅れ)と感じる出来事でもありました。笑

みなさんは、こういう言葉に敏感ですか?
『言葉は時代と共に変化するもの』
だからこそ、もう少し敏感になっておきたいと思う出来事でもありました。笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?