BBQののち銀机上で平沢進
2019.5.6
朝から網戸を張り替えた。初めてだったけど、わりとピンと張れて気持ちが良かった。
佐世保市立図書館の「図書館まつり」へお邪魔した。ちょうど、ビブリオバトルの開催中だった。
いつもお世話になっている、グッドなルッキングの図書館員さんにご挨拶をして、図書館をまわった。この「図書館まつり」もそうだが、より多くの人に親しんでもらうため、佐世保市立図書館では数年前からさまざまな取り組みが行われている。昨年誕生した公式キャラクター「SABONちゃん」もその1つなのだが、なかなか完成度が高い。図書館に公式キャラクターなんて珍しいと思ったが、意外にも各地にいるのだそうだ。年に一回開催される「図書館総合展」という催しのなかで、「図書館キャラクター・グランプリ」が行われるらしい。
プロ考案から素人による味わい深いものまで、さまざまな趣向を凝らしたキャラクターたちが揃う。会場やウェブ、審査員からの投票で順位が決定されるのだ。ちなみに、2018年の会場賞4位に輝いた、大阪市立中央図書館のちゃりんこ兄弟はとても好きである。書を捨てて街に出ている最中なのか、そもそも読む気がないのか。色だけはなぜか古文書チックだ。
きっと今年か来年あたりにはSABONちゃんもエントリーすることになるのだとは思うのだが、とってもかわいいので、いろんなポージング画をしっかり作っておけば勝てるとわたしは思っている。ゆくゆくは着ぐるみ化して、子どもたちのアイドルとなってほしいものだ。
今年は、そんな公式キャラクターSABONちゃんに関連したイベントが多かったので、どれか1つでも参加してみたかったのだ。いつも子の絵本を借りに訪れている児童室では、SABONちゃんのイラストを探し当ててクイズに答えると景品がもらえるというゲームが行われていた。初級と上級があり、上級ではSABONちゃんのペーパークラフトがもらえるというのだ。これはぜひとも手に入れたい、ということで、夫を巻き込みゲームに没頭した。いくら探しても見つからず、30分近く室内をウロウロする形になってしまった。
ひょっとして天井か、授乳室にはさすがにないよな、本を片っ端から棚から出してみる、床をコンコン叩いて音が違うところを剥がしてみたら、など、もはや子ども向けゲームだということを忘れてさまざまな可能性を模索するわたしたち。
「三文字で、『さ』が頭文字だったら、きっと残りは『せぼ』だよね」と私が言うと、「そんなズルと思い込みはダメだよ。それが許されるなら、俺はいくらだってズルをするよ」と夫は答えた。
同じくゲームに参加していた見知らぬ家族と言葉を交わし、情報収集をする夫。そのコミュ力はいったいどこからくるのか。しかし、そのおかげで全部発見することができ、念願のペーパークラフトをゲットすることができた。室内をグルグル回りすぎたせいで、ちょっと目が回ってきた。存分に楽しんだので、絵本を借りて図書館を出た。
急遽、バーベキューをすることになった。図書館に夫の知り合いがいて、そのまま話をつけてきたらしい。その行動力には毎度脱帽させられる。
嵐のように買い出しに行って、夫は1時間で全ての準備を終えて、酒と肉で乾杯した。
夫の友人が、夏に出産予定の奥さんと飼い犬を連れてやってきた。散々飲み食いして、犬とたわむれて、子とも遊んでもらって、気がつくと22時を回っていた。
酔い散らかした頭で後片付けをしたのと、平沢進の曲をかけながら、テーブルにのぼり、半裸の夫と歌って踊ったのを覚えている。2人のテンションとは思えないほど盛り上がった気がした。
平沢進すげぇとおもった。
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