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激レア!いまだに冷たい中学校給食の国分寺、なぜ?


みなさん、おはこんばんちは。
政治団体「グリーンな国分寺」の鈴木ちひろです。
春生まれなので、「木の芽どき」はワクワクします。
国分寺では、桜が満開ですね。



今日のテーマは「中学校給食」。

子どものころから、給食の時間がいちばん楽しみでした。お昼の時間になると教室までいい香りが漂ってきて、揚げパンやソフト麺、バレンタインのチョコケーキやひな祭りのちらし寿司など、季節や行事にあった給食に、胸を踊らせていました。冷凍みかん、いつもじゃんけんしていたなぁ。

そんな楽しい思い出あふれる給食、実は国分寺の中学校給食って、「えっ!?」という現状なんです。
知っていましたか。

国分寺市の中学校給食の現状


① 選択式(全員給食じゃない)
② 日野市からデリバリー(国分寺で作ってない)
③ 冷たいお弁当
④ 量の調整ができない
⑤ アレルギー対応、宗教対応できない
⑥ 給食費が高い
⑦ 「いつも食べ残す」中学生45.6%

などなど・・・。



どう思いますか?

コロナ禍の影響もあり、学校給食が子どものライフラインになっていることや、子どもの個食、孤食、また、貧困の現状が明らかになりました。

冷たい学校給食は、都内では東村山市、東久留米市、国分寺市の3市のみ。
23区では、給食無償化の動きも高まっています。
未来を生きる子どもたちと、自然環境のためにも、地産地消のオーガニック給食への舵取りの機運が高まっている中、逆行する国分寺市の現状。

給食って、義務教育の一環です。
住んでいる地域が違うだけで、教育や食育に格差があっていいのでしょうか。

私が以前住んでいた千葉県いすみ市は、オーガニック給食でまちおこしに成功している先例自治体。給食で使われているオーガニック米「いすみっこ」の田植えから収穫経験までを子どもたちが行うことで、食べ残しが減りました。
また、農家が作ったオーガニックの野菜を市が買い取るシステムのため、農家は安定した収入が得られます。

地域での循環型経済。
学校での食育を通して、生産者の顔が見えるまちづくり。
「こくベジ」がある国分寺も、そんなポテンシャルを秘めているのではないでしょうか。

一緒に声をあげませんか

私は先日、駅前で街頭宣伝中に、現役中学生から、「給食が美味しくない。小学校は美味しかったのに」という生の声を聞きました。

他にも、
「おいしくないので残してしまう」
「先生すら食べていない」
「両親が共働きなのでしかたなく食べている」
などの声も寄せられています。

汁物が少なく、学年が上がるにつれて喫食率が低下し、地場野菜「こくベジ」の使用率も低いのも課題です(小学校は約20%、中学校は約5%)。

育ち盛りの中学生のために、どうにかしなきゃ!という気持ちです。

自校式や親子式の導入など、あたたかく、美味しい給食の実現に向けての可能性は多々あります。あとは、市民の声を大きくしていくだけ!

自校式でつくる小学校のあたたかい給食

アンケートにご協力ください


国分寺市内では、中学校給食をあたたかくしたい!という有志で集まり、発信を続けています。

「国分寺の中学校給食しるしる会」
https://0141bunji.wixsite.com/index

「国分寺の中学校給食しるしる会」が立ち上げた給食に関するアンケートです。
https://forms.gle/xcQD7bvVuVf6vqjW9


小中学生と保護者だけではなく、世代や市内外問わず、たくさんの方にアンケートに答えていただき、声を大きくしていきたいと思います。

拡散も大歓迎!
ご協力よろしくお願いいたします。


※画像は「国分寺の中学校給食しるしる会」HPより

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