【日本一周85日目】しまなみ海道を大冒険(2022.10.11)
2022年10月11日(月)日本一周85日目。
■本日のルート
■栗
今日の起床は7時半ごろ。久々にベッドで寝たので気持ちよくて二度寝してしまった。ともさんはすでに農作業に出かけた模様。私は外へ出てラジオ体操をしたあと、宿の周辺を散歩しながらゴミを拾った。
リビングにいくと、昨日私が持ってきた栗が茹でられていた。朝ごはんに3つほどいただいた。
■サイドカー
今日は、ともさんのサイドカーに乗せてもらう約束をしていた。原付バイク「モンキー」にサイドカーをつけた乗り物だ。
モンキーは125ccだが、サイドカーをつけると排気量はそのままでも原付ではなくなって、白いナンバープレートになるそうだ。そのため、高速も走れるようになるのだそう。それは知らなかった。とはいえ、原付の排気量で高速を走るのはなかなかハードではないだろうか。
サイドカーは普通にバイクに乗るよりも目線がだいぶ低かった。速度も感じやすい。そこまで速く走ってはないのだと思うが、姿勢的にもジェットコースターに乗っているみたいだった。
今日はしまなみ海道をゆっくり巡りたいので、9時半ごろに宿を出た。
■しまなみ海道
しまなみ海道へは、フェリーで向かった。橋を渡るルートもあるが、ともさん曰くフェリーの方が混まなくてオススメらしい。フェリーは、原付を乗せて110円。旅行者だけでなく通勤や通学らしき人たちも利用していた。
フェリーを降りてすぐ、パン屋さんがあった。
創業100年と書いてあって気になったので寄ってみることに。お好み焼きパン、ねじぱんを買い、無料のパン耳をいただいた。
■ガラス瓶
その後向かったのは、後藤飲料水工業所という飲み物を販売しているお店。ともさんに教えてもらったスポットだ。
懐かしい昭和の雰囲気漂う店構え。ここで売ってるラムネの瓶は、飲み口までガラスでできてる珍しいものらしい。実際に手に持って飲んでみるとずっしり重かった。
お店のステッカーと日本一周のステッカーを交換して店内に貼っていただけた。
■展望台
その後、私は高見山展望台へ向かった。道はそこそこ急勾配だったが、ローギアで登って山頂に到着。
しまなみ海道らしい、島と橋の景色を見渡すことができた。なかなかの絶景である。
そこから橋を渡って因島へ。しまなみ海道を原付で渡る場合、無人の料金所があり、そこに50円を入れなければならない。私は、事前に風曜日でチケットを購入していたので、チケットを入れて橋を渡った。
■甘口カレー
因島からフェリーで弓削島に行ってみた。風曜日のともさんにオススメされたランチスポット「トラットリアアル」にいき、カレーを注文。
カレーは甘口派の私。ベースカレーは甘口で食べやすかった。お子様サイズで、ハムカツをトッピングしてみた。
トラットリアアルの人から近くの銭湯を教えていただき、さらに日本一周の応援として回数券をいただいた。その回数券をもって、フェスパというスーパー銭湯に向かう。
■オーシャンビューお風呂
フェスパは、露天風呂から海を臨める景色のいい銭湯だった。サウナや水風呂もある。水風呂から上がった後、外のリクライニングでは気持ち良すぎて少し寝た。
風呂上がりのスペースもくつろげる場所があった。
半日くらいゆっくりしても良さそうなクオリティのいい施設だった。もう少しくつろぎたかったが、弓削島からのフェリーの時間があるので、1時間ほどで銭湯を出た。
■コロッケ
弓削島から岩城島までは、一般の道路で行ける。岩城島から生口島へのフェリーに乗って、岡哲商店へ。
ここは、なぜか芸能人がたくさん来ているらしく、サイン色紙がたくさん置いてあった。芸能人の色紙に並んで「将来タダで診ます」という有名大学医学部生の色紙も謎にたくさんあった。
「100万円」と言われたコロッケを1つ買い、隣のお肉屋さんへ。
お肉屋さんで今夜キャンプで食べる手羽先と豚トロを購入した。お肉屋さんは100g単位で売ってくれるのでソロキャンプにはもってこいだ。
お肉屋さんに、今日は身近島のキャンプ場へ行く、というと、「この時間だともういっぱいかもしれない」と言われた。身近島は、車が行けないキャンプ場なので空いてるかなと思っていたのだが、人気らしく、早めに行った方が良さそうと思ってそこから一気に身近島へ向かった。
■身近島
身近島は、伯方・大島大橋の中間にある小さい島で、側道からしか降りることができない。つまり、徒歩か自転車か原付でしか行けない島だ。元々は公園だったのが、今は市の管轄でキャンプ利用が許可されており、無料で利用できる。
幸い、私が到着した時、サイトはけっこう空いていた。
海の真ん前のいいポジションにテントを張ることができた。
管理棟の横のスペースでは、なにやら飲み会が開催されている模様。誘われたので、買い出しが終わって肉を焼いたらちょっと顔を出してみることにした。
■夜のしまなみ
夜の身近島は、海の方向に夕焼けと島の影が見えてなかなかいいロケーションだった。
そういえば、風曜日で、このキャンプ場に4ヶ月ぶりに行ったら同じ人がいて4ヶ月ずっといたらしいという話を聞き、たしかにこの居心地の良さならわかるかもしれないとちょっと思った。
管理棟脇の飲み会会場へ赴くと、ほとんどの人が年に何度も訪れ、平気で数週間滞在しているおじさんたちだった。雨が降れば、ここで雨宿りすればいいし、そこにコンセントあるから充電もできるよ、と。世の中には自分の想像を超えた人々がいるものだ。
私は、20時からミーティングだったので、早めに退散したが、22時ごろまでほぼ毎晩飲み会が開催されているらしい。
このキャンプ場は、車や大型バイクでは来れないからこそ独自のコミュニティが形成され、独特な文化をもつキャンプ場なのかもしれないと感じた。
つづく…
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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