「売上を、減らそう」を読んで将来の働き方について考えてみた
こんにちは!ちーさんです。
最近、デザインの勉強を始めて、将来の田舎暮らしに向けて働き方について色々と考えているところです。
さて、以前中田敦彦さんのYouTubeで紹介されていて気になっていた「売上を、減らそう」という本をようやくゲットしました。
この動画をみて、「めっちゃ素敵な考え方!」と思ったんですよね。
私は、将来的には収入を減らしたいと考えており、共感できました。
エッセンシャル、逆張り、仕組み化
実際に本を読んでみて、本の中で印象に残ったことをキーワードとしてまとめるなら、以下の3つです。
・究極のエッセンシャル思考の実践
・逆張りの素晴らしさ
・仕組み化の重要性
「エッセンシャル思考」は別の本ですが、私がバイブルにしている本の1つでして「より少なく、しかしより良く」を突き詰める考え方です。
佰食屋も、より少ない労働時間でより良いものを生み出しているという点で、エッセンシャル思考だなと感じました。
しかも、個人レベルではなく会社レベルでそれを実践しています。
売上を伸ばし続けることを目指すのではなく、最初に売る量を決めてその中でサービスの質を上げていくというやり方ですね。
逆張りの素晴らしさについては、売上を伸ばすのではなく減らすという視点や、主体的で成長意欲のある人を採用しないという点です。佰食屋が求める人材は、普通の企業ではあまり採用されないような人なので、求人媒体はハローワークのみ、「いい人がいない」と採用に困ることはないようです。
いわゆる「優秀な人」を採用しなくてもお店が回るというのは、著者の中村さんがすごく仕組み化が上手な方なんだなと感じました。
中村さんは、経営者の役割と従業員の役割を明確に分けており、従業員は誰でもできるような仕事をしていればお店が回るように設計しているのです。
この「エッセンシャル思考」「逆張り」「仕組み化」は、個人の考え方としても見習いたい部分です。
将来の働き方について考えてみた
私は、将来デザインの仕事をしながら田舎で自給自足をするという未来を描いています(いつになるかは決めていません)。
その時の働き方として、「売上を、減らそう」がとても参考になりました。
現在通っているデザインのスクールでは、ランディングページ(LP)の作り方を教わっています。
LPは、デザイン案件の中でも時給が高く、需要や単価も安定しているそうです。
↓以下ページに載ってるようなものです。
ちなみに、LPの単価は1本5~10万円(最低単価レベル)です。
このランディングページ(LP)作成を収益の柱とし、以下のステップで、働き方を調整できたらいいなと思います。
①月々に必要なお金を算出する
②月に売るLPの数を決める
③月に決めた数を納品できたらあとは自由
①月々に必要なお金を算出する
これは、生活費と最低限貯金したい額ですね。
田舎暮らし&自給自足という生活であれば、そこまで大金は必要ないはずです。
推定だと、おそらく10~15万円程度でしょうか。
生活コストは、可能な限り落としていきたいです。
②月に売るLPの数を決める
例えば、月に15万円必要となったら、LPを1本5万円として「月にLPを3本しか売らない」と決めます。
これは佰食屋と同じ考え方です。
4本目以降は発注があっても受け付けません(もしくは来月納品に繰り越す)。
LPの単価が上がれば、もしかしたら月1本とかでもやっていけるかもしれないですね。
クライアントが少ない分、一人一人に寄り添って丁寧に作れるんじゃないかなと思います。
個人で受注数を絞っているからこそ出来るきめ細かい対応を提供できれば、大手の制作会社とも差別化ができると思います。
③月に決めた数を納品できたらあとは自由
無事に決まった数を納品できたら、あとは自由です。
おそらく時間たっぷり余ると思います。
余った時間で、自給自足(畑仕事や料理やDIYなど)に勤しんだり、生産的な趣味を楽しみたいと考えています。
生産的な趣味とは、ブログを書いたり、動画編集したり、イラストを描いたり…といったことです。
一見仕事っぽいことを趣味として楽しみたい
私の中での趣味とは、「お金を稼がないが、自分が楽しいと思えること」です。
逆にいうと、お金を稼いだ時点で「趣味」ではないと考えています。
ちょっと前のnoteでも書いたのですが、好きなことを仕事にするのはハードなことだと思うので、好きなことと仕事は分けて考えたい派です。
先ほど妄想したような働き方を叶えることができたら、普通の人なら仕事として受け付けるようなものも「趣味」として無料でやったりしてもいいかなと思ってます。
必要な分を稼ぎ終わったら、売上アップを求めず、自分が貢献したいと思った人に対して、デザインやイラストや動画編集など、好きなことや得意なことをお裾分けできたらいいなと思います。
逆に、消費的な趣味にはあまり手を出さないようにしたいです。
消費的な趣味とは、誰かが作ったものをお金を払って享受することですね。
趣味が消費的なものばかりになってしまうと、お金が必要になるので、働き方をミニマムにすることができなくなってしまうためです。
生産的な趣味と消費的な趣味の違いについては、以前別のnoteで書きました。
その働き方を叶えるためにすること
色々理想を書きましたが、初めからこれができるとは思っていません。
この働き方を達成するには、修行期間も必要なので、まだまだ先になるかなーと思っています。
佰食屋も最初からうまくいったのではなく、百食も売れない苦しい時期をへて、「百食しか売らない」というステージにたどり着いたのです。
デザインスキルを磨く
売る数を絞るとは、言い換えればお客さんを選んでいるという状態です。
選ぶ立場になるには、選ばれる立場にならなければなりません。
佰食屋の場合は、圧倒的な商品力をもって選ばれる立場になったからこそ、今のやり方を実現できているのだと思います。
私のデザインスキルは、まだまだです。
おそらく一定期間は、依頼を大量にこなしてデザイン力(商品力)を上げるための修行が必要だと考えています。
その先に、受注数を絞るという道筋があります。
生活コストを下げる
ミニマムな働き方を実現するためには、生活コストを下げていくことが重要です。
都会にいるいまのうちから、徐々に生活コストを下げていき、田舎暮らしにむけた準備をしていきます。
自給自足生活に近づける
時給自足生活も、やろうとしてすぐにできるものではないと思います。
畑で野菜を育てるにも、DIYで何か作るにも、色々な知識が必要です。
今のうちからそうした知識を蓄えておこうと思います。
現在は、「シェア畑」というサービスを使って、畑仕事を学んでいます。
以上、「売上を、減らそう」を読んで考えた、働き方の未来予想図でした!
本当にこの通りに行くかはわかりませんが、こういう方針で今後も進んでいきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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