ミケ

日々のアウトプットをしていきます

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熱中する子供にお小遣いを渡したら?

一生懸命な子どもの姿を見ると 何かご褒美をあげたくなりませんか? 私も子どもが大好きなので お小遣いとかお菓子とかあげたくなります。 でも『熱中している人に対して報酬を与える』という行為は絶対にやってはいけないんです! スタンフォード大学 マーク・レッパー教授の実験では 幼稚園に通うお絵かきが好きな 4歳児のグループに お絵かきをすると帰りに青いリボンを ご褒美として渡すと告げました。 2週間実施して結果を見ると 幼稚園児たちはお絵かきへの興味を 失ってしまっていた

    • 最近の若者は・・・?

      「最近の若者は理解出来ない。」と良く耳にします。 私たち若者からすれば「こっちこそ年寄りが理解出来ない」です(笑) それはさておき この「最近の若者は〇〇」というのは江戸時代から言われているそうです。 きっと江戸時代の若者は、年配の方から 「最近の若者は稽古しないなあ」とか言われていたのでしょう。 でも何でそんな年代によって考え方のギャップが生まれるのでしょうか。 以前、尾原和啓著 『モチベーション革命』を読みました。 その本は、上司の年代と新卒の年代の価値観の違いが書

      • 人を説得するには

        アリストテレスは 著書『弁論術』にて 本当の意味で人を説得して行動を 変えるためには ロゴス エトス パトス が必要である と記しています。 1.ロゴス これはいわゆるロジック(=論理) その主張が理にかなっていているもの なのか 相手の行動はどういうメリットなのか 行動に対する根拠は必ず必要です。 2.エトス これはいわゆるエシックス(=倫理) その主張は道徳的に正しいものなのか 社会的に価値のあるものなのか 自己中心的な行動ではいけません。 人道的な正しさが必要

        • 人の第一印象

          「初対面の人でも、もしその笑い方があなたの気に入ったとしたら、  そのまま大胆に、この人は良い人だと断じてかまわないのである。」 これは「死の家の記録」でドストエフスキーが記した言葉です。 自分が初対面の人に抱く直感はかなり信じていいものだと思います。 直感って今までの人生の中で蓄積された経験のビックデータから 瞬時に判断されるものです。 つまり 直感は言語化出来ない感覚的なものですが 実際は自分の経験を基にしたリスク判断ということです。 僕の経験でも初対面の時にこの

        熱中する子供にお小遣いを渡したら?

          キッズアスリートの育て方

          「目的を忘れた考えは、たとえ、 どんなに論理にかなっていようとも どこか分別に欠けたところがあるものだ」 トルストイは著書「人生論」でこう記した。 何かを考える時にその目的を忘れてしまったら 考えたその論理すらズレて無意味だということです。 僕はこれを読んで1つのシーンが頭に浮かびました。 それは自分が所属していた少年野球チームに顔を出した時です。 僕は久しぶりの野球を子どもたちと楽しんでいました。 しかしベンチからは 「ゴロは正面で捕れ!」「打つ時はこういうフォーム

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