見出し画像

アウトプットのコツ

こちらは アウトプットはいいぞカレンダー Advent Calendar 2022(2つ目) の11日目の記事です。

私の投稿では「アウトプットのコツ」について書きます。こういうことを考えてみる/やってみるとアウトプットがやりやすいんじゃないかな、ということを私の経験談を踏まえてまとめました。

はじめに

この記事では「パブリックな場への記事の投稿」に絞って話を進めていきます。プライベートな場に向けての発信だったり、音声コンテンツだったり、動画コンテンツだったり、アウトプットにもさまざまな種類があると思うのですが、私が今まで一番多くやってきた記事投稿で話を進めさせていただきます。

物によっては「パブリックな場への記事の投稿」以外にも参考になると思うのでよければ読んでいただければ嬉しいです。

おまけですが、自分に合っているアウトプットの方法を選ぶことも大事なポイントだと思います。記事投稿がお手軽かもしれませんが、「Podcastの方が断然やりやすい!」という方もいるかもしれません。プライベートな場所への発信もアウトプットです。色々な方法があるのでぜひぜひ試してみてください。

全体編

アウトプットの目的

そもそもなぜアウトプットしたいのか?という目的は人によって異なります。その目的を達成したい、という気持ちがあるからこそ色々工夫できる部分もあります。

「明日から毎日1キロ走って」と(何の事前情報も文脈もなく)他人に言われたら「え?なんで?」となる人が大半だと思います。改めて「自分の目的はなんだろう」と考えてみることをおすすめします。

やってみることが大事

「アウトプットしよう」というのは「(自主的な)明日から毎日1キロ走ろう」というのと似ているなと思います。ダイエットしたい、健康維持したい、気分転換したい、などなど様々目的があると思います。大体の場合は最初はかなり抽象的な目的だと思います。

1ヶ月くらい経って慣れた頃に、最初にストレッチを入れた方がいいな、走るだけでなくて食事も気をつけよう、走るスピードはこれくらいが良い、など、段々と実感してきます。

そしてこの頃にはもっと明確な目的も生まれていることが多いと思います。やってみた結果、自分が受け取れるメリットや課題に気づき、それが次の目的に作用していく、みたいなイメージです。

最初に持つ目的は抽象的でもいいと思いますし、やり方もなんでも良いです。その代わり、続ける中でちょっとだけ振り返りをすることで、次のアウトプットに活かしていけるととても良いと思います。

ちなみに私が初めてアウトプットしてみよう、と思ったのは勉強会に参加した時です。発表している方々を見ていて「なぜこんなに技術に詳しいのだろう?どうやったらこういう知識を知れるんだろう?」と思いました。その時にびびびっときたわけです。「この方々の共通点は発表していることだ!!!」と。

当時は「発表していることが知識のインプットにつながる」という道筋はただの思いつきでしたし(びびびっと共通点を見つけただけなので)、なんで?と他の人に聞かれても答えられないけど、ひとまず自分もアウトプットしてみることにしました。

やっていくうちに、「発表を考える中で自分の知識が整理されるな」とか「アウトプットするためにはより深く学ばないといけない」とか「(私は)書くことで知識がより定着する」とか、色々と思うようになりました。

今では、「書くことで自分の知識、考えを整理するため」、「新たなインプットを呼ぶため」の2点を目的にアウトプットをしています。

やり慣れることが大事

何事も「やり慣れる」ということが大事だと思います。新しいプログラミング言語を学ぶときも基本的な構文を自然と打てるようになったところがスタートだったり、ボタン操作を覚えたところがゲームのスタートだったりするなと感じます。

アウトプットも同じで、回数をこなすことでアウトプット自体を効率よくできるようになったり、アウトプットする内容に集中できるようになります。そのため最初は回数目標をもつのも良いと思います。

私は以前に、「半年間、毎週1記事Qiitaに投稿する」、「一人アドベントカレンダー」をしたことがあります。回数をこなすことによって、書くこと/公開することへの抵抗が減る、文章の構成に悩まなくなる(自分の型ができてくる)、などの良さがあると実感しました。

テクニック

ここからはもっと細かいテクニックとも言えるかもしれない話です。私が記事を書いてきた中でこうするといいなと思ったことです。

いきなり書かない

いきなりQiitaとかnoteに向かって書けることもありますが、そうでないことの方が多いです(日記とかならいきなりでも書けちゃいますが)。デジタルでも物理紙でもなんでもいいので、一度書きたいことを書き出してみて、ある程度実際に書く内容を決めてから実際のエディタに向かうと良いです。

最初は面倒に感じますが、トータルの時間を考えるとこの方法の方が早いです。特に最初はそうでした。ちなみにこの記事も一度何を書くかを箇条書きで書いてます。

おまけです。自分に合う思考整理ツールを知っておくと便利です。私の場合はマインドマップです。頭の中を書き出すツールとしていつも使っています。

隙間時間を有効に使う

私は「こういうことを書こう」というネタ出しを机に向かってじっくりやる、ということは少なく、ふとした瞬間に思いつくのをメモしておいたりが多いです。電車に乗っている時間だったり、あと10分後に〇〇が始まるな、という時間に考えたりしています。この記事のネタも電車内で考えました。

机に向かうのはエディタに向かう時だけ、という状況にすると、記事がどんどん書けている気になるのでメンタル的にも良いです。

目次から書く

いざ記事を書くぞ、となったときに目次から書いていくと全体感が掴めて良いです。さらに目次を書いておくとあとは埋めていくだけなので、細切れの時間でも進めやすいです。

時間を決めて書く

「30分で書き切る」という目標もいいのですが、先が読めないとき(ボリュームが大きい記事とか)は「30分書く、30分経ったら(完成していなくても)終わり」というルールも良いです。30分でこれくらいかけたからあと3時間はかかるかな、毎日30分やるとしたらあと6日になるから・・・みたいな見立てが立てやすいです。

一晩おいて公開する

次の日の朝に、別の自分になって読み返すことが意外と大事です。誤字脱字の発見、くどい文章の添削、などがやりやすいです。

ここで注意なのが、いつまでも読み返して公開ボタンを押せないという状況です。一度読んで直すところを直して、その時点でサクッと公開しちゃいましょう。

自分の記事のフォーマットを決める

これは記事を書けば書くほど明確化されていく点ですし、意識するともっと早く明確化できると思います。私が書く技術記事の場合は、「初めに」で何をテーマにした記事なのかを説明、「環境」で検証した環境のOS、バージョン等を書く、そこから本文、みたいな感じです。

フォーマットが決まっていると、情報の抜け漏れを減らせたり、時間の節約にもなります。

他の方の記事もたくさん読む

こういう項目あった方が良い、この説明の順番がわかりやすい、こういう言葉を使うとわかりやすいな、など学びがたくさんあります。純粋に知りたい内容が書いていあるから読むだけでなく、書き手目線で読んでみるのもおすすめです。

投稿先サイトのルールを守る

投稿先サイトのルールは守りましょう。

最後に

色々書きましたが、楽しんでやることも一番というくらい重要です。好きなことをやっていきましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?