妊娠中期にやらなければならないこと

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【妊娠中期にやらなければならないこと】

①小児科へ予約をする

②助産師さんの予約をする

③産科の病院への予約をする

つまり妊娠中期にやらなければならないことは、関係各所への予約です。「③産科の病院への予約」は以前noteに書いたので、今回は「①小児科の予約」と「②助産師さんの予約」についてお話ししようと思います。

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妊娠中期にやらなければならないこと、1つ目は

小児科へ予約する

ということです。

①小児科へ予約する

ドイツは妊娠中期に、これから産まれてくる赤ちゃんの為に小児科への予約をしなければなりません。産まれる前にこの予約を怠ると、赤ちゃんが産まれた後に小児科に行ったとしても小児科は受け付けてくれません。なので、必ず妊娠中に小児科の予約をしておきます。

これは「新生児予約リスト(ネオリスト)」と言われています。

人気のある小児科は満員でネオリストを断られる事もあるので、早めにネオリストの登録を済ませておくことをおすすめします。ネオリストの登録と言っても簡単です。小児科に行き、ネオリストの登録をしたいという旨を伝えると、受付の人がいくつか質問してきます。名前や住所や出産予定日、産む予定の病院などです。それらの質問に答えれば良いだけです。小児科への行く前に何を持って行ったら良いのか聞くと教えてもらえますが、私の行った小児科では保険カードと母子手帳が必要でした。小児科に行く前に、予めネオリストの登録が出来るかどうか聞いてから行くのが良いです。満員なのに、直接行ってしまうと無駄足になってしまうので確認してから行くのが良いです。私は電話の時点で、1件目は断られたので確認して良かったなと思いました。

小児科の選び方は人によって違うので一概には言えませんが、病院は先生との相性が大事だと私は思っています。小児科はこども時代ずっと通い続けます。これから長いお付き合いになるので、特に相性は大事かなと思います。けれどネオリストの登録時にお医者さんと会うことはないので、登録の時点でお医者さんと相性が合うかどうか?は判断出来ないと思います。なので、インターネットでの口コミや周りの人の口コミを参考にして決めるのも良いと思います。

1度で小児科を決めようと思うと大変ですが、小児科は後から実は変える事も出来ます。なのでとりあえず、ネオリストの登録を忘れずにして下さい。ちなみに私は4件の小児科を渡り歩きました。笑

そして、妊娠中期にやらなければならないこと、2つ目は

助産師さんの予約をする

ということです。

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②助産師さんの予約をする

ドイツは助産師制度というものがあり、産前産後に助産師さんが自宅まで来てくれて健康チェックをしてくれます。これは保険でまかなわれるので特別に料金を支払う必要はありません。また義務ではないので助産師さんに必ずしも健康チェックをお願いする必要もありません。

けれど、私は個人的に助産師さんに来てもらうことをおすすめします。

海外での妊娠出産は、日本の妊娠出産以上のストレスがかかると私は思っています。助産師さんはそんな心に抱えている悩みも相談に乗ってくれますし、お子さんのいらっしゃる助産師さんなら育児の相談にも乗ってくれたり、ドイツの出産、子育て事情も教えてくれたり、質問すれば何でも答えてくれると思います。

また産後は産後で、赤ちゃんについて心配なこと、分からない事もいつでも質問出来ますし、アドバイスもしてくれますし、発育もみてもらえます。自宅に来ない日でも何かあって電話をかければ、いつでも対応してくれますのでとても心強いです。

ただし、助産師さんによって対応の差がかなりあるそうです。良い助産師さんに当たれば本当に有難いです。私を担当して下さった助産師さんはとても良い方で、何でも聞けば答えてくれましたし、相談やアドバイスも貰えたのでとても助けてもらいました。

ですが、中には雑な対応しかしない助産師さんもいるそうです。私の友人の話しですが、友人はドイツ語も英語も話せないのですが、助産師さんに雑に扱われ、「逆にストレスになったから頼まなければ良かった」と言っていました。

こういう事がない様にするには、ドイツ語が話せない場合には通訳さんに付き添って貰った上で助産師さんに来てもらうということをするのが良いと思います。助産師さんは人手不足な為、皆とても忙しいです。言葉が話せない人を相手にするのは助産師さんも大変なので、言葉が出来ない場合は通訳さんを付けてお願いするのがお互いの為に良いと思います。

助産師さんの探し方

助産師さんは「助産師リスト」というリストを見て探す事になります。助産師リストは婦人科に必ずあるので、そのリストをまずは貰います。そのリストに助産師さんの情報が記載されているので、そこからお願いしたい助産師さんを選んで助産師さんに直接電話を掛け予約します。

そのリストには助産師さんの名前、電話番号、話せる言語、助産師さんがやってくれる事が記載されています。ドイツ語が話せないのなら、英語やフランス語、スペイン語など他の言語を話せる助産師さんを選ぶ事も可能ですし、自分が助産師さんにやって欲しい事をやってくれる人かどうかもそのリストから判断出来ますので、その上で自分がお願いしたい助産師さんを探します。

助産師さんへの予約は早めにする

助産師さんは近年、人手不足が問題となっています。満員だと断られるので、早めに連絡をして予約をする事をおすすめします。特に人気のある助産師さんは早く予約をしないと直ぐに埋まってしまいます。

助産師さん選び際には、インターネットの口コミや周りの人に聞いて選ぶのも良いと思います。私は口コミで評判の良かった助産師さんに運良く予約する事が出来ました。その助産師さんは人気なので既に予約で一杯で一度断られたのですが、3回お願いしたらおまけで受け付けて貰えたので本当にラッキーでした。良くも私のゴリ押しを迷惑がらずに、受け付けてくれたなと思います。笑 本当に良い助産師さんで、今でも感謝しています。

皆様が良い助産師さんに巡り会えますように。

余談

助産師さんは保険で賄われるので保険会社から助産師さんに給料が振り込まれます。助産師さんが来てくれるのは公的保険かプライベート保険かによって回数が異なります。プライベート保険の方が多く来てくれます。私は公的保険だったので、プライベート保険の人よりかは回数が少なかったのですが、それでも問題ありませんでしたので、是非皆様も助産師さんにケアをお願いする事をおすすめします。

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まとめ

ドイツは日本と勝手が違い、妊娠中にもこの様にやらなければならない事があります。なので忘れない様に、知らなかったから出来なかったという事がない様に、常に周りの経験者や婦人科のお医者さんに聞いて行動していく事がドイツでは大切です。

今回は【妊娠中期にやらなければならないこと】についてのお話でした。

ありがとうございます。






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