ドイツのバレンタインデイとは?

今日は「バレンタインデイ」。日本ではあちこちで愛の告白が行われていたのでしょうか?

折角なので、今回はドイツのバレンタインデイについてご紹介しようと思います。日本と異なるドイツ式バレンタインデイとはどんなものでしょうか?

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【ドイツのバレンタインとは?】

ドイツのバレンタインデイは男性がパートナーの女性に日頃の感謝を伝える日。これはカップルの為の行事なので、シングルの方はバレンタインデイはありません。

元々ドイツのバレンタインデイはカップルのみの行事なのですが、最近は少し変わってきていて、若い子の中では友達に赤い薔薇を贈る子も出てきています。日本で言う友チョコみたいな感じかな?

男の子同士で赤い薔薇を贈りあったり、女の子同士で赤い薔薇を贈りあったりしています。娘の学校では、学校でこの日だけは赤い薔薇が売られているので贈りやすいというのもあるかもしれませんが、赤い薔薇を持った生徒を何人も見かけました。

ただし、大人の世界ではまだ友チョコ文化がないので、大人が友チョコをするのは注意が必要です。ドイツでは、バレンタインデイは本来カップル間のみで行われる行事なので、もし友チョコなんかあげたりしたら、「私はあなたに好意があります。」=浮気? となり、相手のパートナーの女性に怒られる可能性もあります。トラブルを避ける為にも友チョコは厳禁にした方が身のためです。笑 

【ドイツのバレンタインは何を贈るのか?】

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バレンタインデイに男性が女性に贈るのは「赤い薔薇の花🌹」が一般的。お花屋さんには、この時期店頭に赤い薔薇が並び、バレンタイン当日は特に男性客で溢れかえります。

しかし実際に、ドイツ人女性がバレンタインデイに贈って欲しいものランキング1位は「旅行」らしいです。あれ?理想と現実がちょっとズレてる!?笑 

薔薇の花でも充分嬉しいと思いますが、本音は「旅行」を望んでいるなんて旅行好きなドイツ人らしいな、なんて個人的には思いました。赤い薔薇の花以外には、商品券、食事に一緒に行く、男性がパートナーに食事を作ってもてなす、などが贈られる事もあります。バレンタインデイは男性がパートナーに日頃の感謝を伝える日なので、日本のバレンタインデイの様に女性が愛を告白する日とは違います。

まとめ

日本とだいぶ様子が違うバレンタインデイ。渡独当時、「日本のバレンタインデイは女性が男性に愛を告白する日で、チョコレートをあげる人が多いんだよ。友チョコとか義理チョコもあって、パートナーが居なくてもみんなバレンタインデイはチョコレートを買って誰かしらにあげてるよ。」と話したら、欧米人にかなり驚かれました。「なんで女性からなの!?そんなの絶対嫌だわ!告白して女性が振られる時だってあるんでしょ?女性が振られるなんて可愛そうだわ!」と言われました。ごもっとも、で御座います。日本女性、過酷ですわ。 ちなみに女性から男性へプレゼントというのは日本と韓国だけで、欧米やインド、台湾などでは男性から女性に贈られます。

文化なので良いも悪いもありませんが、日本式をもう何年も味わってない身としては、やっぱり日本式は我々女性には辛い文化ですわ。もっとシンプルで良いんじゃない?って個人的には思ってます。笑




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