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眠いから、眠いなりのことを書く

 昼食を食べた後の一番眠い時間を過ごしている。どうも今日は調子が悪いようで、職場の昼休みを初めて寝て過ごした。
 ただ、書くことでお金をもらっている私は眠くても書く必要がある。ならば、眠い思考で書けることを綴ってみようという不可思議な事を思いついた。普段の思考回路の半分しか使っていないような感覚と共にお送りする。
 あくびは確か酸素を体に取り入れるためらしい。ならば、息を深く吸えば眠気はさめるのかと考えるがそう上手くはいかなかった。その割にマスクなどをつけて、息が吸いにくくなると眠気が加速する。先日母がコロナにかかってしまったのでそれ以来マスクを着けていたが、しばらく経ったので今日は外すことにした。
 大口を開けるのは流石に良くないので度々口元を覆うことになる。職場であくびはしたくないが眠いものは眠いので仕方ない。
 あまりの暑さで室外機が熱を持っているのか、冷房の効きが悪くなってしまった。その若干ぬるい空気も眠気を誘っている。
 たぶん発熱とかはないと思う。ただ、体が熱を持っているような感覚が僅かにあるのは確かだ。
 私が昼間に眠くなるのは基本的にストレスが溜まっているサインだと知っているので休息はしっかり取りたいと思う。

 と、ここまで書いて原因に思い当たった。朝に服用する薬を飲み忘れていたことに今更気づいたのだ。
 どうしようもないので我慢するしかない。
 私の場合だが薬が体調に及ぼす影響はかなり大きい。双極性障害用の薬で私は朝6錠、夜3錠の計9錠を飲んでいる。その朝6錠を飲み忘れたことに今になって気づいた。影響が出始めると飲み忘れたことに気づける程度には体調に関係している。これでも今はマシになったほうで、昔ならもう既に眠っているだろう。夜を飲まないと逆に眠れないというかんじである。
 なので、私は飲み忘れないように気をつけていて実際、飲み忘れることはかなり珍しいが、いざ飲み忘れるとかなり体調を崩してしまう。
 正直、依存に近いところもあると思うが減らすべき時はしっかり減らしてくれるお医者様なので信用して飲んでいる。
 双極性障害の困りごととして規則正しい生活を送ることすら薬を飲む必要があるということが大きい。飲まないと異常な眠気に襲われる、もしくは眠りたい時に眠ることができないのがとても辛いのだ。
 バランスがとれず簡単に昼夜逆転したりすることもこれまでにはあった。そんな日々を乗り越えて今、表向きはある程度普通の人間を演じられるようになったのだ。

 休憩時間に軽く眠ったあと、なにを書こうとしていたのか半分以上わすれてしまった。そうするとあくびの時に扇子で口を隠すと時代劇のような感じに見えたとか、しょうもないことばかり思いつくので徒然なるままに書いてみようと思う。
 時代劇で貴族が扇子で口元を隠す仕草を考えると日本人って口元を隠したがりなのかなとふと思う。コロナの時期もマスクをつけた方が楽だと考える人が多かったらしい。「目は口ほどに物を言う」ということわざも日本人ならではの考え方だとか。海外では感情を口で見るようで、マスクで感情が伝わりづらかったようだ。一方、日本人は目で見るので口元を隠しても問題なかったらしいが逆説的に日本人は口元を隠したがるから目で見るようになり、海外は目元を隠すから口で見るようになったという仮説を立てると面白いかもしれない。実際にあくまでイメージでしかないが、舞踏会の仮面とかは目元だけ隠しているイメージがある。歴史的にその通りなら一考の余地があると私は思う。
 ここまで書いておいてなんだが眠い頭でこれ以上考察を続けられないのでまた別の機会にこの件は書くことにする。
 眠気覚ましを色々と考えてみるがコーヒーが良いのだろうか?エナジードリンクはあまり好きではない。帰りにコーヒーを買おうと思う。正直、電車の中で寝過ごしかねない。

 この上までが昨日眠気に呑まれかけながら書いていた分で、ここからは今日ちゃんとした頭で書いている。寝ぼけながら書いてた割にはまともに書けてるような、でも脈略がなかったりという面も見える。なんだか面白かったのでこのまま投稿してみることにした。ちなみに昨日はタリーズコーヒーによった。高かったが、薬がない中頑張ったご褒美の味はとても良いものだった。努力したご褒美は良いものだと空っぽになった財布のことは忘れて思おうことにする。

2020年11月 大分県久住町にて
美しさに眠気を忘れたほどの星空

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