予約をすっぽかす
私はよく予約をすっぽかす。
前回のnoteで遅刻をすると書いたがそれも相まって予約というものをよくすっぽかす。すっぽかすって言葉面白いな。すっぽって芸人のアンチスレの呼称みたい。
ラッパーのR-指定が言ってて自分に当てはまったのは自分は人より3倍ぐらいゆっくりした時間で生きているという。
私は遅刻もするし物忘れも激しい。何回もお薬手帳を発行したせいでお薬手帳ボックスなるものが誕生している。
R-指定自身、ADHD、強迫性障害みたいなのですごく身近に感じる。エピソードとかこれ自分の話か?って思うことがよくある。
中でも同じだと思ったエピソードが、体を洗い終わったとき、なんか納得いかず何回も体を洗っていたせいでシャワーに1時間ぐらいかかったという話だ。
私もよくある。なんかわからんけど繰り返してしまう。
R-指定といえばヒップホップユニット、Creepy Nutsであり、欠かせないのはラジオだ。私も毎週欠かさず聞いている。
聞くきっかけとなったのは、私はspoonというアプリで配信をたまにしているのだがその中で私は「黒マック」という話をした。
どういう話かというと簡単に言えば実はマックは裏では朝マックのメニューも期間限定メニューも合言葉を言えば提供してくれるという妄想話だ。
この話をした後、リスナーさんから、Creepy Nutsがこんな話をしてましたというリンクを送ってきてくれて開けば、Creepy Nutsのann0で「闇マック」と称して私が話した黒マックと全く同じことを話していたのだ。
こんな偶然があるのだろうか。そう思い、いろいろラジオのアーカイブを聴いてみるとそれは面白くのめり込んでいった。
ヒップホップは怖い人が聞く音楽、陽キャが聞く音楽というイメージがどこかある気がするのだが、Creepy Nutsはその逆をいっている。
自分自身がいけてないことを歌う。
「たりないふたり」という曲の歌詞がまさにそうで、でもこれが共感できる人間はおそらくヒップホップなんて聴かないのが歯痒いところ。
新曲の「かつて天才だった俺たちへ」で特に好きな歌詞が
苦手だとか 怖いとか 気づかなければ
俺だってボールと友達になれた
頭が悪いとか 思わなけりゃ
きっとフェルマーの定理すら解けた
悩めるだけ悩め
時が来たらかませ
風まかせ
どっちみちいばらのway
俺らは大器晩成
時が来たらかませ
だ。大器晩成という言葉を使ってここまで自分を肯定してくれるのかと聴いた時は驚いた。
ぜひ聴いてみてほしい。
最近、Kindleを導入した。
今までKindleとは「Kindle」という端末が必要なのかと思っていたがそうではなくてiPhoneで普通に購入して読めた。
普段電子書籍を読まない私にはそれは新鮮で、画面いっぱいに広がる文字を読んでスワイプするだけで作品一作読めてしまうのだから面白い。でもやっぱり紙が好きなので、紙の媒体ではもう売っていなくてKindleでしか購入できないものを購入して読もうと思っている。
ちなみに買ったのは品田遊の『名称未設定ファイル』。止まりだしたらはスムーズに買えたのだがこの名称未設定ファイルはメルカリにもどこにも売ってなくてKindleを導入した形になった。結果半額で買えた。はっぴはっぴ。
MIU404が終わってしまった。
大好きなドラマが終わると訪れるこの祭りのあと。
脚本の野木亜紀子さんの良いところは強い女性を描き、だからといって男性を落としたりしない。これだから男はという気持ちが見えて来なく、しっかりと平等を保っている。それが見ていて強く思い、こんな心情は私には書けないだろうなとますます感じる力量がある。
早くもロスだ。もう見れないなんて。
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