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【自己紹介】脱ステを考えている人に伝えたいこと。アトピーと脱ステと私。

はじめまして
分子栄養学カウンセラーのちはやです

Instagramでは書ききれない
・栄養と体のこと
・過去の私が知りたかったこと 
こらからnoteに書いていきたいと思っています

文章を書くのが子どもの頃から苦手な私が
まさかnoteを書く日が来るなんて
自分でもびっくりだよ(笑)

ではでは、本題に入るね
今日は自己紹介をします


自己紹介

私を知ってもらう上で欠かせないのが
アトピーの脱ステだよね
脱ステして、9年になるかな
そのことを中心に書いていくね


アトピーの歴史

子どもの頃から肘や膝の後ろが
痒かった記憶はあるけど
アトピーを自分ではっきり自覚したのが
小6の引っ越しをした後から

新しい環境に慣れなくて性格も変わった
無理して頑張っていたのが今ならわかる

お友達の家に遊びに行った時
我慢できない痒みに襲われた

早く薬を塗りたい
その一心で、急いで家に帰った

ステロイドは魔法のようなクスリ
塗ると、すぐに痒みが落ち着いた

なんの疑問も持たずにステロイドを
私は自己流にずっと使ってきた

皮膚科の先生から正しい使い方を
教わっていたのかもしれないけど
塗ればいいと思っていたから

悪化したら塗って
よくなったら辞める
そんなことを繰り返していた

  • ステロイド、正しく使えてる?

  • ステロイド、正しい塗り方知ってる?

ステロイドの量の単位を1FTUと言うよ


部位ごとの使用量の目安


擦り込まないで乗せるように塗るよ

ステロイドが怖いから
出来れば塗る量を減らそうとして
少量しか使用しない人が多いんだって

かくいう私もなんとなく怖くて
(←なんとなくが1番怖い。分からないから)
なんで怖いかもちゃんと調べることもせず
副作用を怖がってたよ

少ない使用量では皮膚炎を効果的に抑えることができない。治療の効果が上がらない最大の原因が、
この不十分な使用量にあるから、適量を十分量使用すると、効果が得られると言われているよ


アトピーの暗黒期

私は憧れの看護師になった
そして、アトピーは一気に悪化する

新人の看護師なら誰もが通ると思われる道
過酷な洗礼を受けることになる

心電図モニターが読めない
急変があったらどうしようという不安
採血や点滴が上手くできないプレッシャー
医療ミスを起こしてはならない緊張感 
何もできない自分への無力感

様々な不安と恐怖、張り詰めた緊張
二交代の不規則な生活
就職と同時に始めた1人暮らしで
お菓子ばかりの食事と言えない乱れた食事

そのうち夜も眠れなくなった

看護師4年目の頃かな?
お散歩で少し歩いたり
お風呂で湯船につかるだけで
蕁麻疹が出るようになった

アトピーの悪化(再燃)には
十分すぎるほどの条件が揃っている

(これで再燃しないわけがない)

とくにアトピーの症状が酷かったのは
どうしたってついて回る、手洗いと消毒で
指の関節はパックリ深く割れた

指が取れちゃうことはない?
なんて思ってしまうほど深く深く割れていた

ステロイドはもちろん常用してたけど
治るどころか現状維持さえ難しかった

ステロイドのランクは
最も強い(strongest)

あなたが今使ってるステロイドは
どのくらいランクのものか知ってる?

ステロイド外用剤の種類
どれ使ってる?


ステロイド外用薬はその有効成分の活性(強さ)で
5段階に分類されているよ


お恥ずかしい話だけど
看護師になっても、私はステロイドを
正しく使っていなかった
正しい使い方を知らなかった

とりあえず、今
炎症が治れば
痒みがなくなれば
それしか考えていなかった

母に肌を見られたくなくて
アトピーのひどい時は
実家に帰るのを控えていた

調子がいい日に帰っても
母に「ひどいわねぇ」と
悲しそうな顔で言われるのが辛かった

そんな状態でなんとかやり過ごして
結婚、出産で仕事を辞めた



産後うつになる


1人目の長女出産後に産後うつになった
涙が止まらず精神的にも不安定
そして育児ノイローゼにもなった

この時も、食事はひどいものだった
子どもや主人の食事は栄養を考えて準備するのに
自分の食事はカロリーしか気にしていない

ストレスを甘いもので満たす
お菓子みたいなものばかり
(この時点でアウト)

脱ステをするまでの産後の8年
アトピーの状態がどうだったか記憶がない
それどころではなかったのかもしれない

そうして、3番目の次女が1歳になる頃
脱ステをすることになる


脱ステの決心


アトピーの症状は、首がひどかった
首にステロイドを塗ろうと思った時
ふと、頭をよぎった

授乳や抱っこで、次女の手や皮膚に
ステロイドがついたら…

急に不安に襲われた

一度気になったら、もお心配でたまらない
ステロイドやめよう
この時決めた

なんの準備も脱ステの予備知識もなく
いきなり脱ステを開始
(いつも思いつきで行動する)


分子栄養学との出会い 

脱ステしてすぐに
今まで経験したことのない
耐えられない痒みに襲われた

顔は小岩さんのように赤く腫れ
滲出液が出て、ものすごい痒みに
氷で冷やしていないといられない

この痒みから1分でも、1秒でも
解放されるにはどうすれば

藁にもすがるとは、まさにこのこと
必死で調べ、分子栄養学にたどり着いた

どうやら私は栄養が足りていないようだ
栄養で痒みや腫れが落ち着くかもしれない

そして、片っぱしから調べまくる日々
分子栄養学を独学で学びながら
自分に必要と思うものを試していった

そうすると、みるみるうちに
お肌は良くなっていった

順調に早く回復できたのは
栄養のおかげだと私は思っている

でも、栄養をとっていなくても
同じような経過で治っていったかもしれない
それは分からない

こんな風に誰かに伝えるなんて
想像もしていなかったから
写真も詳しいメモも何も残していない

私のうろ覚えの記憶なので
期間も定かじゃないけど

多分1カ月も経たないで
痒みも赤みもだいぶよくなって

2〜3カ月経った頃には
隠さなくても良いくらいになり

半年経つ頃にはお肌はきれいになり
痒みもすごくよくなった記憶


脱ステのリスク

私はたまたま運よく脱ステができた
ただ、脱ステのリスクを知った時は怖くなった
どんなリスクがあるかと言うと

感染症
皮膚を掻き壊し、そこに細菌やウィルスが繁殖することによって発症する

・カポジ水痘様発疹→ヘルペスウィルス
・とびひ→ 黄色ブドウ球菌
     溶血性連鎖球菌(溶連菌)

カポジやとびひの画像お借りしてこようかと思ったけど、けっこうハードなものが多かったので自粛
気になった方はググってみてね


白内障、網膜剥離

かゆみから目を強くこすったり叩いたりすることでおこる


アレルギーマーチ

バリア機能の弱くなった肌を介して、アレルギーがおこる。先にアレルギーがあるから皮膚が荒れるのではなく、先に皮膚が荒れているからアレルギーになる


これから脱ステをしたい人へ


リスクもちゃんと分かった上でやってほしい
私のように衝動的に始めるのは、お勧めしない
何事もなく脱ステ出来たのは運が良かった

無知ほど怖いものはないと思う
何かあってから後悔しても遅い

痒みで皮膚を掻きこわすなんて当たり前
私が脱ステしたのは夏の暑い時
カポジやとびひなどの感染症になっても
おかしくなかった

もしまた機会があれば
脱ステ中にやったことを書こうと思う

こんな長い文章を最後まで読んでくれて
ありがとう♡



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