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webと企画 #4 チーム力・進め方

こんにちは、クリエイティブディレクターの
高宮と申します!

第三回目の記事では
「ペルソナとCJMの制作」
という部分についてざっくりお話
いたししました。前回の記事はこちら
https://note.com/chiharunoippo/n/n83250f04f864/edit

さて第四回目の記事では
「ディレクターとチームのコミュニケーション」
についてお話ししようと思います。

前回はWebディレクターが
プローピングやヒアリングからクライアントの
ニーズを導き出し、ペルソナとCJMを使って
ユーザー心理の理解やサイトの
シュミレーションをする事について
お話をしました。

今日はユーザー心理から導き出した
デザインの方向性で実際にWebを作るための
チームでの情報共有の仕方や、進め方
について
お話します。

まず、企業の規模や企画規模によって
参加するチームの数や環境も違うと思いますが
ここでは例として最低人数で3名
・ディレクター(兼マーケター)
・デザイナー
・エンジニア

というチームで採用ページを作るという場合を
想定します。

チームで活動する上で重要になってくるのは、
想像の共有・可視化です。

同じ情報を一緒に聞いても想像するものは
それぞれ絶対違っていると考えたほうがいいでしょう。

全員が同じ方向性で
進めているように見えて
いざ蓋を開けてみると全く別のものが
上がってくる、なんてこともあります。

こういったリスクを避けるためにも
相手により具体的なイメージ
伝える必要があります。

では、その具体的に伝えるには
どうすればいいのでしょうか?
大きく分けて二つあると考えていて

・絵や図で可視化する(ラフイメージ)
・リファレンスで傾向や具体性を伝える

の二つです。

まず絵を描くのが得意な人は図や絵で
可視化する方法があります。
絵が得意でなくても、図はある程度
伝える手段として簡単な方法でもあります。

そしてその場合はillustratorや
photoshop、XDなどの制作ソフトで
写真やデザイン、プロトタイピングを
制作すると、更に具体性が出てきます。

もう一つの方法は、図や絵で
表現するのが苦手な方でも相手に
イメージを伝える事が
簡単にできる方法です。

それはリファレンス=(参考資料)
似た表現や参考になる資料を徹底的に
集め、系統から相手により具体的に
方向性を伝える方法です。

リファレンスは自分の伝えたいものに
似たもの、近いものを探す必要があるので
物によっては近いものが見つからない場合や
この部分だけ、というものも出てきます。

そういう時は、資料をみて説明を
加えながらチーム全体で一つずつ
確認する事をおすすめします。

この方法で
制作前の段階から
チーム内でのイメージ、方向性を
しっかり固め、プロジェクトを進める

ということはWebだけでなく、
チームで行うものづくり、制作全般で
非常に重要になってくると思います。

常に様々なプロダクトやデザインを
しっかりみておくことで
リファレンス集めやイメージの可視化が
更に具体性を増し、伝えやすくなります。

今回は
「ディレクターとチームのコミュニケーション」
についてお話しました。

次回は
「LP制作」
について次回の記事で
ご紹介したいと思います。

ここまで読んでくださった皆様、
ありがとうございました。
次回も、よろしくお願いいたします!

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