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叱ってくれる人は本当の味方


大人になって、自分を叱られたり、叱ったりする機会はほとんどない。

だからこそ、いくつになっても叱ってくれたり、本音でぶつかってくれる人はとても貴重な存在だ。

生きていると上手くいかない時もあるし、一生懸命に取り組んでいても思いもよらない方向に事態が進んでしまい望まない結果になってしまうこともある。

それでも私は失敗こそが成長への必須条件だと思う。


発明王のエジソンは、こんな言葉を残している。

私は今までに一度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ。

失敗を過大評価する必要は全くない。失敗は発見であり、気づきである。前に進むために必要な鍵となる失敗を指摘してくれる人は大切な味方なんだと思う。


誰かに叱られた時、勘違いしないようにしなきゃいけないのは、失敗した理由はやり方や行動だったということ。時に人は叱られたり責められると自分の人格そのものを否定されているんじゃないかと受け取ってしまうことがある。

でも実際、叱ることは想像以上に面倒なことで、叱る側も、叱られる側も、決して楽しいものではないし、とてもエネルギーを使う。

時間とエネルギーを使って指摘してくれるということは、叱る価値がある、成長する見込みがあると思ってくれているから。人としての価値を認めてくれているからなんだと受け取ることにしている。

私の周りには本音で私の良い部分も悪い部分もストレートに指摘してくれるカッコいい大人が稀にいる。

私は叱ってくれる人が大好きだ。その人たちへの恩を忘れることはないし、わざわざ叱ってくれたこと、注意してくれたことから、ちゃんと価値を見出したい。真っ直ぐ向き合ってくれるカッコいい大人たちの期待を遥かに超えるカッコいい大人になろう。


武藤千春

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