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道端での歴史や先人たちの想いとの出会い。 - 武田信繁の墓・小田井城址 -


何気なく歩いている道のそこかしこに、碑がたっていることが多々あります。

大河ドラマ鑑賞が趣味なわたしは、そんな道端の碑を見つけるたびに「お?ここにはどんな歴史があるんだろう?」とワクワクします。長野に拠点が増えてからは、碑を目撃する瞬間はとても増えました。

碑を残すということは、先人たちが未来を生きるわたしたちになにかを伝えたいという想いが込められているんだと思います。


今日は車に乗っていると、武田信繁の墓という小さな案内板を発見。場所は長野県小諸市。

矢印の向く方向へ進んでみると、武田信玄の弟 武田信繁のお墓に出会うことができました。

激戦となった川中島の戦いで討死したのち、この場所に首級を覆い葬られ、今もなお往年のままここに静かに眠っていると記載されています。お墓にはちゃんと武田の家紋もありました。


長野県・御代田町では、500年ほど前、戦国時代に築城されたという小田井城址も発見。

今は畑になってしまっているものの、地形はそのまま残っていて、堀跡や土塁なども見ることができ、「たしかにここにお城があったのだな」と感じることができます。


先人の想いが、こうやって今を生きる私たちに届いて、さらに先の未来を生きる人たちのもとへ届くんだと思うと、しっかりとそんな想いを受け止めたいなぁと感じます。

東京でもたまに碑を見つけることがありますが、人混みや時間に追われてスルーしてしまうことも多々あるので、もっと歴史や先人たちの想いとの出会いを大切にして、ひとつひとつ目を凝らしてみたいものです。


武藤千春


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