『話題の髪質改善について美容師が本気だして考えてみた』(vol.0 / 考え方)1

□What's 髪質改善?

例えば、『体質改善 タイシツカイゼン』においては、健康で美しい体をつくる為、食事や運動のバランスをみながら生活習慣を整えていく事が大切だと言われています。同様に美しい「髪」はつくることができます。例えば、「トレーニング」の様に生活の一部に「ヘアケア」の習慣を加えてあげることもその一つです。

美しさの基準には様々な価値観が存在しますが、Cos&Co.では、「美しい=純度の高さ(本来もっている素材を磨いて光らせること)であると考えています。

そのためにCos&Co.では、「本来の美さを引き出していく為の美容」を種とします。

例えば植物は、撒いた種の通りの花が咲きます。

そうした自然のサイクルの様に、その種に必要な栄養を与え、土壌をつくりながら、髪を扱う習慣を整え、”美を育む” ように健康で美しい髪をつくる為のプログラムをご提案してゆきたいと考えています。

そのように、より美しく健康な髪を育むことが、Cos&Co.の髪質改善に対する考え方です。


【この回でのテーマ】

No.1【理由】どうして髪が痛むのか
No.2【目的】髪をキレイにすることで体感するHappiness
No.3【方法】実際に髪をキレイにする為に必要な具体的なこと


No.1 どうして髪が痛むのか 

髪が痛む理由は、大きく分類すると3つあります。
まずケミカルによるもの(カラーやパーマ)、次にカットによるもの、最後に日常の扱い方によるもの。

これらについて、”誤ったやり方” をしてしまっている事に主な原因があります。
誤ったやり方とは、ひとりひとりの現状の髪の状態に適していない方法を選択してしまっていることです。

ここで着目して頂きたいのが、髪が痛む原因は実は ”美容室” によって引き起こされているのではないかという点です。

しかし、これは美容室が悪い、普段の扱いが悪いというような悪者探しではなく、現代の美容(髪)における価値観という部分に本質があります。


一旦話をそらし、なぜそうなってしまっているのかというお話です。
結論から言うと、美容室の提供する価値が、「変化(例えば、流行りの髪型にイメージを変えることなど)」に主軸が置かれていたという点にあることが考えられます。

例えば、流行した「外国人風カラー」などはとてもわかりやすい例といえるでしょう。

そのような場合、現状の髪質を知ることなど、元々持っている自分の素材へ焦点を当てることから、自分とは違う髪へ近づきたいという願望へと焦点を置かれてしまいがちとなります。

そうなると、美容室のカウンセリングではまずはじめに「願望に近づける方法」を一番に考え、それを実現する手段によって施術が行われることになります。

しかしながら、「なりたい髪型」と「現状の髪質」には当然ながらギャップがあり、ここを埋める際には物理的に多くの手を加える必要があります。そこに、ダメージを産む原因があると考えられます。

そしてその様にして作られたヘアスタイルは、当然本来髪の内部や表面の栄養を取り払ってしまったり、損傷させてしまっているので、自宅でケアしようにもそれを補正するためには相当な労力を費やすことになってしまうので、当然おいついていけません。

したがって、現代の美容においての価値観が、自分の素材を知り独自の美を追求することではなく、大衆的な美の基準に自分を合わせていくという流れそのものに根本的な原因があるのかもしれません。

もしもそうではなくて、ひとりひとりが美の基準をもつようになり、独自の美さを磨くような時代が来たら、とても素敵ではないか。

そんなことを考え、そのための美容があってもいいのではないか。

それがこのSalonをつくったルーツになっています。

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” AlwaysBeautiful. いつでも美しく。" をコンディショニング(整える)するConditioning Hair Salon (コンディショニングヘアサロン) 

Cos&Co. YOKOHAMA Yamasita (コスアンドコウ ヨコハマヤマシタ) 

神奈川県横浜市中区山下町256 ヴィルヌーブタワー横浜関内1F 

045-225-8277 

SALON LINKS

https://cosandco-yy.com

https://beauty.hotpepper.jp/slnH000492300/



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