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お塩の他には、調味料3つ。簡単こくうまキムチ。

キムチが好きです。
あったかいご飯との相性はもちろん、お料理にも使えるし、日本人は、納豆との相性の良さまで発見してしまいました!
もう、漬け物として扱うには、しのびない存在。
日がたって酸味が出てきたものも美味しい。
変化を楽しめるのが、発酵食品の楽しいところです。

さて、さかのぼること数ヶ月、冬はスンドゥブチゲにハマり、よく作りました。
その時に買ったのがヤンニンジャン(薬念醤)。唐辛子や香辛料が入った、韓国の万能味噌です。
Amazonでポチッと1キロ買ったものの、冷蔵庫の奥で居座ること数ヶ月…

そして昨年の夏、エスニック料理を作りたくて買ったナンプラーも使い切れず、同じような道を辿っておりました。

そんな調味料を消費すべくキムチ作りを始めたら、思いのほか簡単で美味しい。しかも、好きな野菜を、あれもこれも!望みのままにキムチにできる!という楽しみが増えました。

使う調味料は、野菜の水分を出す為の塩。
他には3つだけ。

ヤンニンジャン
ナンプラー
粉唐辛子(あれば韓国の粗挽きのもの)


この3つの分量を調査することで、辛味、旨味、塩見のバランスを、スプーン1つでカスタマイズできるのです。
にんにくや生姜はヤンニンジャンに入っているので、準備しなくても大丈夫。にんにくをすりおろす手間がはぶけるだけで、キムチ作りのハードルはだいぶ下がりますよね。

まずは材料を切り、塩で揉んで水気を出します。今回は蕪がメイン。柔らかく、みずみずしいキムチになりますよ。水分が多い野菜ですから、塩を気持ち多めに。
水分が出たら、絞ってジップロックへ。

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写真は蕪2玉、きゅうり1本。
塩もみした野菜と調味料をジップロックやビニール袋に入れて、揉み込むだけ。
分かりやすく小皿に調味料を分けてみましたが、カレースプーン1杯ずつくらい。ヤンニンジャンは少し多めかな?
計ったことはないけれど、細かいことは気にしなくて大丈夫。混ぜながら味をみれば良いのです。

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このキムチの良いところは、作ってすぐ食べても美味しいところ。味の軸となるヤンニンジャンがすでに完成された調味料なので、馴染んだ味がすぐに出ます。

各調味料が担当する味のイメージとしては 

ヤンニンジャン…メインとなる旨味と甘味
ナンプラー…塩味
粉唐辛子…辛味

甘めでコクのあるキムチ。
あっさりめで辛味のきいたキムチ。
塩分控えめの浅漬け感覚キムチ。

どの野菜を、どんなキムチにして楽しみたいですか?

ちなみに私は、葱やニラのキムチが大好き。
水分が少ない野菜なので、塩もみいらず。

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これはニラキムチをトッピングしたラーメン。
今時期のニラはまだ柔らかいから、生で食べても美味しいのです。

青葱のキムチは根元を割ってから漬けると、味が入りやすい。

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長いままでもいいし、食べやすくカットして漬けても。そしてこの葱キムチだけは、1週間ほど置くと更に美味しくなります。

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焼いたお肉との相性もバツグン!
豚バラを焼き、このキムチとパクチーをレタスに包んで食べると、もう…ビールがとまりません笑

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こんなクセの強いキムチも、お家時間の多い今なら、気にせず食べられますよ〜。

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てなわけで、朝からキムチ!

たまに安く売っている、くるんと丸まったまだ若いきゅうり。これもキムチにして、丸ごとかじっちゃう。

ヨーグルトのホエイで浅漬けを作ると美味しいと聞いたけれど、キムチにも使えるのかな?
キャベツ、セロリ、新玉ねぎ…食べきれずにしなびかかった野菜。これから美味しいピーマンに茄子、みょうが。千切りにした生姜を加えても。
白菜が旬を過ぎた今、いろんな野菜で楽しんでみたいと思っています。

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