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ゲームで負けそうになると泣く!負けず嫌いな子どもへの対処法

寝る前に時間ができたとき、たまに娘たちとゲームをして遊びます。

6歳の長女と3歳の次女と私、みんなで楽しく遊べるように、ゲームはカードやおもちゃを使ったものが中心です。

昨晩は久しぶりに積み木を使って、「高く積み上げていって、くずれた人が負け」というゲームをすることにしました。

2人とも気合い十分。最初のうちは崩れるたびにケラケラと笑っていた娘たちですが、4回ほどやったとき、次女が「もうやだ!」と泣き出してしまいました。

はさみもお箸も使えるようになってきたとはいえ、まだ3歳。積み木を積むことは出来るけれど、ゲームの本質を理解するのはまだ難しいお年頃。

それに対して6歳の長女は、「倒れた人の負け」というルールをよく理解しているようで、次の人で崩れるように安定感の低い積み木を置いてみたり、おく場所をずらしてみたりと、工夫し始めたのです。

自分の番で積み木が崩れるかもしれない。その危険を察知した次女は、「ねぇねはズルい!もうやらない!」と号泣。

なにも悪いことをしていないのに「ズルい」と言われてしまった長女も涙目になってしまいました。

2人を落ち着けてから話をしてみると、次女は自分が負けるのが悔しかった、もう負けたくないのにねぇねがいじわるをするのが嫌だったそうで。

負けるのが悔しいと思うようになったんだなぁと次女の成長を感じつつ、どうしたものかと困ってしまいました。

長女のときもそうでしたが、3歳を過ぎたあたりから、負けず嫌いが暴走するなぁと感じています。

勝ち負けや1番にこだわるようになり、勝ったときには大喜び、負けそうになるともうそれだけで大号泣。

まだうまく気持ちの切り替えもできないので、感情のまま怒り、いつまでも泣き叫んでいる次女をみると、長女も同じだったなぁと懐かしく感じます。

今でこそ気持ちの切り替えがうまくなった長女ですが、彼女も次女と同じくらい負けず嫌いで、ヘソを曲げると1時間くらい泣き叫んで暴れていました。

もしこちらが「怒っても仕方ないでしょ!」と怒ろうものなら、長女はその3倍くらいの勢いで「怒らないでーーーー!!!」と叫んでいました。

そんな長女と過ごしたおかげか、次女に対してはどう接すればいいのか、だいぶ分かるようになった気がします。

さて、「もうゲームしない!」と泣きだし、逃げてしまった次女。「こっちにきてくれる?」と頼むと、案外すんなりとそばに来てくれました。

まずは膝のうえに抱っこし、お腹や背中をポンポン。涙がおさまってきたタイミングで「負けて悔しかったの?」と聞いてみると、コクコクと小さく頷いていました。

悔しかったねぇ。勝ちたかったねぇ。

そう繰り返しながら身体を撫でていると、次女も「負けて悔しかった」「ねえねがズルした」と自分の気持ちを話してくれました。

長女はズルはしていないことを伝え、「悔しい気持ちも分かるけれど、ニコニコ笑顔でゲームができたほうがいいよね」と話してみると、納得したようで、「もう1回3人でやりたい」と言ってくれました。

そのあとも次女は負けてしまいましたが、今度は逃げ出さずに「もう1回、もう1回だけやる!」と言い、最後まで頑張ってゲームを続けることができました。

私も負けず嫌いなところがあるから、次女の気持ちはとてもよく分かります。

「1番じゃなくてもいいよ」「負けちゃってもいいよ」と言われても悔しいものは悔しいし、いやなものはいやなんですよね。

だからといって自分が負けないようにズルをしたり、ゲームを途中で放り投げたりはしてほしくない。

悔しい気持ちをいかに切り替え、前に進むためのエネルギーに変えていくか。それをうまく伝えていけたらいいなと思います。

私の場合、気持ちの切り替えにもっとも最適なのは、気持ちを外へ吐き出すこと。

人に話したり、ノートに書き出したりしているうちに徐々に気持ちが切り替わっていき、「次はこうしてみようかな」と前向きになれます。

次女はまだ文字が書けないので、一緒に話をしながら、気持ちを切り替える練習をしていきたいです。






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