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横須賀田浦のNewご当地!『トンネルサンド』

パン屋サンエトワールの『田浦トンネルサンド』
【Haseve Kikaku】所属タレントの友人にどんなもんか見てきてほしいと言われ、昼飯を食べてなかったこともあってちょうど良いと思って行ってみた。


店内は、決して広いわけではないが、コンパクトにまとまっていて、目当てのトンネルサンド以外にも商品の種類が豊富、イートインスペースと店の外にはベンチが設置されていて、その日の気分で食べる場所を変えられる柔軟さがあり、中々良かった。


さて、今回の目当てのトンネルサンドだが、運が良いことに出来立てらしい。
お茶と一緒に購入して、天気も良かったし外のベンチへ。


ケースの外から見た限り、チキンをパン生地でくるんで、その上から海苔で包み込んだ円柱状のサンド…なるほど…『トンネル』…それが2本で、トンネルに挟まれた田浦駅の特徴を表しているわけか。

この段階で少し懸念があった。サンドだけで見れば洋の味、海苔はどちらかと言えば和の味…合うのだろうか、良いとこ取りしようとして失敗してないだろうか…ええい、うだうだ考えても仕方ない、どれ一口…

調和である。口の中で洋と和、大地と海が交わる浜辺のさざ波のような静かな感動が広がった。ソースの力強さとチキンの旨味が染み込んだパン生地の大地と、全てを包み込む大海原のような海苔の塩気が静かに主張しあっている。

味も去ることながら、二口目で気付いたことがある。チキンもパンも海苔も、全てが齧り取りやすく、トンネル形を崩さないのだ。匠の技がそこにはあった。

あっという間に二本とも食べてしまった。もう少し、波に揺られていたかった…また来よう。

…?…店のおばさん…?…え?…『ごみ、捨てますよ』だって?……絶対また来ます。

評価
立地:◎
専用の駐車場はないが大通りに面していて見つけやすく、路駐してぱぱっと買うこともできる。
味:オアフの昼下がりのビーチ
さざ波が確かにあったのだった。
精密性:SS
独身男を感動させるトンネルを崩させない技は一級品である。
おばちゃん力:スリザリン
天然か、計算ずくか…いずれにせよ食べ終わったところでの一言、ずるい。スリザリンだ。

総評として、良い一期一会だった。こんな素敵な出会いをくれた素敵なチャンネル【Haseve Kikaku】https://youtube.com/channel/UCyPEZCBYUabbDtduSyLNQ0Q
には感謝しかない。

著:佐野洪介


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