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【ちぐのニュージーランドキャンプ#02】ニュージーランドってどんなキャンプしてるの?②

ニュージーランドを旅しているとたくさん見かけたキャンピングカー。
今回はそんなキャンピングカー事情からニュージーランドのキャンプや旅の様子を書いていきたいと思います。

(前回) 
【ちぐのニュージーランドキャンプ#01】 ニュージーランドってどんなキャンプしてるの?①

テントよりキャンピングカーが多い

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ニュージーランドで旅していて驚いたことのひとつが、キャンプ場でも道すがらでも見かけるキャンピングカーの多いこと。キャンプ場に行って見渡すと、テント泊よりもキャンピングカーの方が多いことも珍しくありませんでした。

自前のキャンピングカーに加え、レンタルのキャンピングカーも多くみかけました。ホリデーになるとキャンピングカーを借りて旅するファミリーや外国人旅行者も多いそう。

キャンピングカーに乗って大自然を気ままに旅する。そんなことが当たり前の文化は憧れでもあります。

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キャンピングカーが多いのにはキャンプをする場所にもありました。

キャンピングカー("Self-Contained"と呼ばれるきちんと基準を満たし申請の通ったクルマ)のみ泊まれ、普通車やテントはNG(泊まると罰金が取られます)という場所もたくさんあって、これも日本とは異なるところ。

キャンピングカーでの旅がしやすい環境もポピュラーになっている理由なのだろうなと感じました。

自作のキャンピングカーでキャンプ旅

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そんなポピュラーなキャンピングカーですが、いわゆるキャンピングカー!とひと目でわかるものだけでなく、普通車をDIYしてつくった自作のキャンパーバンで旅しているひとも多いニュージーランド。
快適に車中泊できるようにベッドをいれたり、棚や作業台を作っていたりと簡易的なものからかなり凝ったものまで様々。

そしてさすがはアウトドア大国。なかにはわたしのような海外からの旅人も多く、世界中からアウトドアラバーたちが集まり、DIYしたキャンパーバンで旅し大自然で遊び尽くしていました。
旅を終え帰国する際には、また新たな旅人へとクルマが受け継がれています。

上の写真は、キャンプ場で出会ったアメリカから旅しに来たという素敵なカップル。じぶんたちでDIYして作ったという可愛いVANで旅をしていました。中も見せていただきましたが、棚にペイントされた絵が可愛く、車内には植物もあって、まさに動く家でした。

参考にそんなキャンパーバンを売買しているサイトをご紹介します。

●バックパッカー向けの中古車売買のページ
https://www.backpackerboard.co.nz/noticeboard/cars-campervans.php

ニュージーランドに滞在するバックパッカー向けの情報サイト「Backpackerboardhttp://www.backpackerboard.co.nz/)」の中古車売買のページ。
バックパッカー向けのサイトなので、普通車だけでなくキャンピングカー仕様に改造をしたクルマも多く載っていているのが特徴です。
かなり凝った内装に作り込まれた可愛いクルマもたくさんあって、眺めているだけでも楽しかったです。

*今はこのご時世で掲載量がかなり少なくなっていましたが、当時はとてもたくさんの個性豊かなクルマたちが掲載されてした。また安心して旅できるようになる日を待ち遠しく思います。

憧れのキャラバンのある暮らし

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ニュージーランドでよく見かける”Caravan(キャンラバン)”は、日本で言うトレーラーハウス。キャラバンがキャンプ場に常設されていて泊まれるようになっているキャンプ場もたくさんありました。
わたしが一度キャンプ場で泊まったキャラバンには、キッチンから、冷蔵庫、ソファ、テーブル、ベッド、テレビまでもが完備されており、もちろん電気もつくし、スマホと繋げられるスピーカーもあったりと、住めちゃうくらいに快適すぎました。

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キャンプ場常設のキャラバン内。テレビのシーンがなんだかこわい笑

街中で見かけるクルマには、こうしたキャラバンを引っ張ることのできる牽引用のフックがついていることも多くて、キャンプ場だけでなく、各家庭のお庭に置かれているのもたくさん見かけました。

キャラバンが家にあれば、休みの日にはそれを引っ張ってキャンプ旅に出かけたり、友達や親戚が遊びに来た時はそこに泊まってもらうことも出来ます。
わたしもファームステイしていたときにキャラバンに泊めてもらっていたことがありましたが、とても快適で秘密基地のようでなんだかわくわくしました。

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ファームステイ先のキャラバン。ステイ中はここがわたしのお部屋でしたが、想像以上に快適でした。

そんなキャラバンのある暮らしをみると、めちゃくちゃ憧れます。日本にもほしい!

徒歩や自転車キャンパーさんも

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キャンピングカーが主流のなかでも、自転車や徒歩で移動しキャンプされている方もいました。
ニュージーランドには「Te Araroa(テ・アラロア)」という3,000kmにも及ぶロングトレイルもあり、歩いて旅しているひとも意外といます。
全部歩かず、バスなどの公共交通機関を使いながら旅するバックパッカーや、自転車を持ち込んで旅しているバイクキャンパーさんもいました。旅の手段は本当にさまざま。

わたしは中古車を購入し旅していましたが、もちろん、わざわざ買わずともレンタカーやキャンピングカーをレンタルし旅することもできます。
また行動範囲や荷物の制限はありますが、公共交通機関と徒歩での旅もまた違った魅力と夢があるだろう。

ほかの旅人と話すと、それぞれのストーリーがあって面白い。旅のスタイルはひとの数だけあるのだと思います。

また次行けるときには、今度はキャピングカーをレンタルしてみたり、バスと徒歩でのキャンプにも挑戦してみたいな。

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