Photo by yukko_96 【詩】Thinking in the Rain 9 千求麻也 2021年10月12日 17:28 ポツリと一粒の雨が頬を伝う予報より早く降り出した空に僕は毒づいた「まだ降ってくんなよ、畜生め」数名の児童が僕の傍らを通り過ぎる「あめふれー、もっとふれー」歌うようにはしゃぎながら子供達は歩いていくすれ違い遠ざかっていく子供達の声は僕の遠い記憶のリフレインだった子供達の無邪気な雨乞いが空に届いたとしたらその純粋な雨は僕の心を洗ってくれるだろうか ダウンロード copy #詩 #現代詩 #雨 #散文 #天気 9 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート