安宅和人著『シン・ニホン~AIデータ時代における日本の再生と人材育成~』【PUBLISHING】より学んだこと
タイトルはおすすめの書籍である。
例えば、以下のことについて、多くのデータをもとに指針が述べられているのだ。
・現在の世の中の変化をどう見たらいいのか
・日本の現状をどう考えるべきか
・企業はどうしたらいいのか
・すでに大人の人はこれからどうサバイバルしていけばいいのか
・この変化の時代、子どもにはどんな経験を与え、育てればいいのか
・若者は、このAIネイティブ時代をどう捉え、生き延びていけばいいのか
・国としてのAI戦略、知財戦略はどうあるべきか
・AI時代の人材育成は何が課題で、どう考えたらいいのか
・日本の大学など高等教育機関、研究機関の現状をどう考えたらいいのか
『創造』や『刷新』こそが大切な時代が到来している。
どのような人材が未来を作るカギとなる人材なのか。
例えば、P.151 タイトル【異人の時代】の一部を以下に引用する。
◇これまでは、とにかくみんなが走る競争で強い人が大切だった。
また、個別領域での専門家がとても大切だった。
何でも万遍なくできるスーパーマン的な人が期待されてもきた。
しかし、これからも誰もが目指すことで一番になる人よりも、あまり多くの人が目指さない領域あるいはアイデアで何かを仕掛ける人が、圧倒的に重要になる。
こういう世界がほしい、イヤなものはイヤと言える人たちだ。◇(引用部分は◇~◇)
学校で育てている力と、社会に出てから必要とされている力が異なっている。
簡単に言えば、これが日本の教育の問題点である。
悲しいが現場はなかなか変わらない。
他国の先進国と比べれば数十年遅れていると言われている。
今現在、先進国と言われている日本は、数年後にはそうではなくなっているかもしれないとも筆者は述べている。
その根拠となる客観的データはあらゆる方面から掲載されている。
もちろんそれを打破するための指針も書かれている。
考えに固執してしまうのではなく、幅広い知識を得ていくことが必要である。
やはり、知識は力である。
学び続ける。
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