命をチップにした賭けに勝って完全無労働を手に入れた話

ギャンブル参加資格

日本国籍所持、年金未納なし(最低限。持っておいた方がいいものは後述)

デメリット

心に消えない傷と精神障害を負いながら生きていくことになる。

手順

  1. 大学か会社で精神を壊す

  2. 心療内科へ通う

  3. 障害年金をもらう

  4. 激安シェアハウスに住む

1.大学か会社で精神を壊す

自分の実力に見合わない大学に入り、精神を一度破壊する。
奨学金を使う場合は無利子のものまで。(有利子だと後から払いきれない可能性がある)
大学で精神を壊せなかった場合、自分に合わないタイプの会社を狙って入社する。
ここで貯金や年金の前納をしておくと後がだいぶラク。
大抵のギャンブラーはここで賭けに負け、チップとして自分の命を代償に差し出す。

2.心療内科へ通う

ストレス反応が出たら、心療内科へ通って診断を受ける。
私は当初うつ病と診断された。(後から双極性障害と判明、診断を改められる。双極性障害の特徴である躁は20代後半になってから表れやすく、それ以前の年齢だと専門家でもうつ病との区別は難しいらしい)
薬を処方してもらうときは「自立支援制度」で費用を抑えられる。
最初の賭けに勝っても、病院までたどり着けないギャンブラーも多い。

3.障害年金をもらう

手続きできないほど弱っていたら、行政書士に代理を頼む。私は自分でやった
障害年金の申請を医師に打診し、提出用の診断書を書いてもらう。
保険が効かないので2万円ぐらいかかる。
書いてもらえない場合は、書いてもらえる医者に出会うまで病院ガチャを回す。
初診の病院だけは障害年金をもらうために必要な情報なので、覚えておく。

障害基礎年金の受給要件・請求時期・年金額|日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/jukyu-yoken/20150514.html

障害年金をもらうために必要なことはここに全部書いてあるけど、読むのがダルいし難しい言葉ばかりなので、医者とか専門家に訊いてみる。

4.激安シェアハウスに住む

毎月7万円をもらい(奨学金を返済し)ながら生活する。

相部屋のシェアハウスであれば2.5~3万円台のものも少なくないので、シェアハウスガチャを回しまくって落ち着けるところを探す。

持っておいた方がいいもの

・軽めの発達障害
診断を受けることで障害年金の認定が通りやすくなるが、重すぎるととシェアハウスで生活が不可能になるので福祉を頼る。私はASD(自閉症スペクトラム障害)を所持。

・あまり金がなくても楽しめる趣味
図書館を楽しめる人間が最強。
kindle unlimitedやAmazon primeで無限にヒマを潰せる人間も適正がある。

・実家の人間含む頼れる人
必須ではない。該当人物が誰もいない場合は、役所の人間や支援団体に頼る。
自分の症状を客観的に見てもらえるだけでも、だいぶありがたい。
シェアハウスに住む前は、実家で待機できると節約になるのでもっと強い。
ただし、無労働を達成した人間への風当たりはとても強くなるため最終的には絶対に家を出ること。
最初は心配していた家族も、状況に慣れると働かない人間を見てイライラしだす。
毒親や性格の合わない奴は距離を置いて連絡しないことを徹底する。これで精神破壊後の病状が良くなる。

・福祉に堂々と頼る気持ち
「助けて」の一言が言えるだけでもかなり違ってくる。

その他

「障害なんてない方がいい、精神障害者になることを勧める文章を書くな」という意見への返答:私は障害があって心底よかったと思っているのでこんな文章を書いています

これでダメだったら生活保護もあるから大丈夫。
最近はシェアハウスでも生活保護を受けられるようになった。

最後に

2021年には20,830人が自殺するクソな国だが、福祉はウルトラレア並みに素晴らしい性能なので存分に利用すべし。
自分はだいぶ回り道をしたので、無労働RTAする人を応援する。

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