疲れたらまずは自分の気持ちに従う

今までの自分を振り返ると「それでは疲れるよ」と思ってしまうようなことばかりでした。昔読んでいた自己啓発本の類は、その理由（生まれ持っての気質や性格、思考回路など）を辿っていきアドバイスするものが殆どです。
興味深く読んでいましたが、40代半ばを過ぎた頃から全く読まなくなりました。「常にその時の自分の気持ちに素直に従っていればいい」ということに気づいたからです。

今の時代では耳から入る情報よりも圧倒的に多いのが目から入る情報です。
SNSを初めとするネットの情報過多が、知らず知らずのうちに疲労に繋がっています。もちろん有益な情報や自分に良い影響を与えてくれる情報もあります。
「みんな違っていい」という言葉通り、個性や生きやすさが認められて自由に生きていくことは間違っていないけれど、主張やアピールする場が増えたことで、共感できなくても言いにくい雰囲気ができている気がします。
「個人の自由を求めているけれど、仲間を作らないと不安になってしまう、誰かが声を上げるのを待っている」そんな風に感じています。

人は一人では生きていけないし、人との繋がりや仲間が大切であることは
間違いないのですが、ネット内での押し寄せる波というか圧のようなものに
疲れます。そんな時にはネットとは距離を置いて、自分の時間をゆっくり大切に過ごそうと思います。