念願の有観客ライブ開催（配信参加）★ALICE IN MENSWEAR★

昨日8月7日に赤羽ReNY alphaにてALICE IN MENSWEARの有観客ライブが行われました。有観客としては2年4ヶ月ぶりとのことです。私は自宅で配信参加しました。

ALICE IN MENSWEARは、2019年に本格始動した後、2020年にはコロナウイルスのパンデミック、更にKOJIさんの病気発覚、闘病の始まりという試練がありました。そして今年2022年4月15日KOJIさんは旅立たれました。メンバーにとってもファンにとっても本当に念願の有観客ライブとなりました。
michi.さんの力強く伸びやかな歌声とKOJIさんのアンプシステムから聞こえる生ギターの音色、そして前回と同じサポートメンバー（Bass古谷圭介さん、Drams竹村忠臣さん）の安定感のある演奏で本当に温かいライブでした。michi.さんは、時折KOJIさんに寄り添い話しかけるように歌っているように見えました。

本編が終わってからのMCで、KOJIさんが構築したツインギター自動演奏システムについてmichi.さんから説明がありました。ギターの生音に加えてエフェクトやアンプの切替もプログラムされてアンプシステムから流れるとのことで、説明している時のmichi.さんが本当にKOJIさんのことを誇らしげに語られていたのが印象的でした。

前回4月に続き昨日のワンマンライブもKOJIさんの生前時から決まっていたものです。4月はKOJIさんの誕生月でKOJIさんのテーマカラーである青のステージ衣装が、そして今回8月はmichi.さんの誕生月でmichi.さんのテーマカラーである赤のステージ衣装が披露されました。MCでそのステージ衣装、アーティスト写真の話をされた時、おそらく昨日のステージで一番michi.さんの感情が溢れ出たのではないかなと思いました。

４月のアーティスト写真はmichi.さんが希望して撮影したとのことでKOJIさんからも「michi.に撮ってほしい」と言われたこと。その際強く力強いまなざしで、「８月のライブはmichi.のテーマカラーである赤い衣装でやりたい」と言われ、その約束通り今回KOJIさんの赤い衣装も作り、会場に展示してあることを話されました。ラストの曲「ALFHEIM」は私も大好きな曲ですが、今回は特にmichi.さんの魂がこもっていて、KOJIさんそしてファンのために全身全霊で歌っていたように感じました。
michi.さんはこれからも細く長く歌い続けたいとおっしゃっていました。どんな形になるかはわかりませんが、きっとKOJIさんの曲を歌い続け、多くの人に届けてくださると思います。来年のKOJIさんの命日４月１５日にライブがあることも発表されました。

最後に。michi.さん、本当にお疲れさまでした。沢山のプレッシャーや悲しみ、色んな想いを抱えて大変だったと思います。きっとmichi.さんは多くのものを抱えようとされるかもしれませんが、これからはmichi.さんの歩幅でゆっくりと進んでほしいなと思います。細く長く、元気に歌い続けてほしいです。