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1973年ではなく、2021年のピンボール

退職してからと言うもの、良くも悪くもほとんどの時間を自分に費やせるようになった。

退職といえど。まだ有給消化中なので大人しく個人創作をしている程度だけど。

ただ、本当に一日中パズルゲームしていられる。これって本当に無駄だなぁ、この時間があれば、、といつも自己嫌悪に陥っていたのだけれど、今は違った見方をしていて。

小さな頃、
「ゲームをしてたらバカになる」と言われた。
「アニメばっかり見てたらバカになる」とも。
親世代だと
「漫画を見てたらバカになる」
更に前の世代だと
「映画ばかり見てたらバカになる」
なんて言われてたと聞くと
それって極めれば仕事になるし、教養にもなるんじゃない?と今では思うことばかりになっているように思う。

ゲームもプロが出てきたわけだし。
私はプロになるつもりはないから無駄と言われたらそうなのかもしれない。

ただ、退社前に社長に言われたことがあって、

ボーとして世界を見ると
なにが必要か見えてくる。
なにを必要とされてるのか自分で探せたら良い。

その言葉と、わたしがボーとしていることが必ずしもリンクはしないけど、
いま、ただ街を歩き回ったり、
プリンを求めてカフェ梯子したり、
読まないジャンルの本を読んだり、
ゲームに没頭したり、
カメラをいじったり、
鉢植えを植え替えること、
そう言うことから必要なものを見つけられると思ってよく見て過ごすことにした。

多分無駄じゃない。
この話を書いているとき、
タイトルにももじったけど、
村上春樹著の1973年のピンボールをおもいだした。
せっかくだからまた読み返したい。


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