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エヴァ完結と自分史

昨日、
シン・エヴァンゲリオン劇場版
を観てきた。

平日朝は人が少なかったけど、
ほぼおじさんだった。
そして2時間45分後、
25年前に始まったエヴァンゲリオンが完結した。

私がエヴァンゲリオンを初めて観たのは小学生の頃、夕方のアニメの時間に新しいロボアニメが始まった。
思春期とか、反抗期とかよくわからないまだ幼いわたしには、なんか新しいロボアニメとしか映らず、毎週何となく観ていて、
ある時文字だけの回が放映された。
母親が「何このアニメ?」と言って、それから別のチャンネルに変えられてしまった。
その後、加持さんとミサトさんのベットシーン匂わせ描写が続いたせいか、もうエヴァは見せてもらえなくなった。

それが私のTVシリーズのエヴァンゲリオンだった。

その後、劇場版が繰り返し放映されていたけど、中学高校と忙しく青春して、美大受験までしたもんだから観ることがなかった。

中川翔子さんが、可愛い見た目なのにブログでセフィロスの同人絵を描いたりして、メイド喫茶が人気になる秋葉原ブームが来るまで、田舎のすぐ情報が回る中高生でアニメを観ることはなかなか難しかった。
学校生活の右に習わないといけないヒエラルキーがとても苦手だった。

その後、大学を経て絵画の仕事をした。
社内でアニメーション部署にヘルプで行った際、エヴァンゲリオンは基礎知識だった。
きちんとそこで見直すことになる。
劇場版も観た。

そして新劇場版序破急(発表当時は「急」だった)シリーズが始まる。

しっかり知識をつけたのでとても楽しみだった。
前回の劇場版シリーズを映画館でリアルタイムで楽しめなかったことが悔やまれて、
今度こそ全て劇場で観る!
と決めて「序」を鑑賞。

感想は
絵が綺麗になってるだけだった。

2年後「破」を鑑賞。

絶賛した。
3号機は乗っちゃダメなのアスカ!!
そしてマリ??要る??

3年後「Q」を鑑賞。
???????

という、ほぼマイノリティなリアクションをしてきた。

からの今回。
昨日のnoteでも書いたけど
マイノリティに、感動し、25年のエヴァンゲリオンが終わった、と思った。

マリがいなければ
おめでとう🎉拍手!の世界線になってたのではないか考察がわたしの中ではしっくりくる。

今思えば、もし旧劇場版も追っていたら、観客を映して揶揄するシーンとかどう思っていたんだろう。
怒ったかな、
恥ずかしくなったかな、
喜んだかな、
悲しんだかな、

その渦中に居たかったなぁ。
居なくてよかったなぁ。

今この世界線にいるので、
アナザーストーリーはわからないけど、
本当出会えて途中途切れつつも追えて良かったアニメーションだった。

アニメや、映像業界に知り合いも増えて、クレジットにも知り合いの名前いくつかがあった。
95年当時では想像もつかなかった。
そこそこ自分も成長したのではないか、
いやまだまだすぎるなぁ、、とかおもう。

25年経ったこと。
時間だけでもパワフルだけど、
エヴァンゲリオンにおめでとうありがとう。

力をもらえた。
何か作りたい。

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